LINKLET(TM)、CES 2022 Innovation Awardsを3部門で同時受賞
フェアリーデバイセズ
LTE搭載のウェアラブルカメラ「LINKLET」が「Wearable Technologies」、「Streaming」、「Digital Imaging/Photography」の3部門で受賞
フェアリーデバイセズ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:藤野真人、以下「フェアリーデバイセズ」)が、独自に設計/開発したLTE搭載ウェアラブルカメラ「LINKLET」が、「Wearable Technologies」、「Streaming」、「Digital Imaging/Photography」の3部門でCES 2022 Innovation Awardsを受賞致しました。
この発表は、2022年1月5日から8日までラスベガスで開催されるCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2022に先駆けて、全米民生技術協会(CTA:Consumer Technology Association)より行われたものです。
「CES Innovation Awards」は、27部門で特に注目すべき製品を表彰するもので、製品の品質、デザインの美しさ、ユーザーに提供する価値、製品仕様の独自性と新しさ、革新性という観点で審査される国際的な賞です。なお、フェアリーデバイセズはCES 2022において日本貿易振興機構(JETRO)の推薦により、「J-Startup/JAPANパビリオン(Eureka Park)」へ出展します。同ブースでは、LTE搭載ウェアラブルカメラ「LINKLET」の展示に加え、実機を使ったデモやリアルタイムの映像配信等を行う予定です。
LINKLETとは
LINKLETは、全世界的に普及したビデオ会議システムである「Zoom」や「Microsoft Teams」による一人称視点での遠隔支援・ビデオ配信を実現するLTE搭載ウェアラブルカメラです。LINKLETを利用することで、ユーザーは一人称視点の映像/音声を遠隔地に共有できます。
例えば、「観光などのアクティビティ体験の共有」や、「家庭内作業の遠隔支援・駆けつけ不要化」、「習い事の配信とリアルタイムコミュニケーションによる遠隔レクチャーの大規模化」などが可能となります。
LINKLETは、現場DXにおいて「現場作業への遠隔支援」や「現場業務立ち上げの迅速化および稼働安定化」を実現する首掛け型ウェアラブルデバイス「THINKLET※」の開発により培った技術および利便性の高いユーザーインターフェースを活用しつつ、コンシューマ向けへの転用を目指して開発されました。
※フェアリーデバイセズは、2019年に現場作業者の「セカンドブレイン」として、現場作業者一人ひとりの経験や知識に基づくオペレーションをデジタル化し誰もが活用可能にする、現場DXの為の首掛け型ウェアラブルデバイス 「THINKLET url: https://fairydevices.jp/cws」を開発しました。リリース以来、各業界のリーディングカンパニーが導入を加速しており、空調や発動機等の据付保守業務をはじめ、海外展開における現地作業員の技術指導や高齢化に伴う技能継承、プラント向け外部ソリューションとの連携等、様々な用途に活用されています。
<特長>
装着者の手を塞がず作業の邪魔をしない、軽量首掛け型デザイン
簡単な操作でZoom/Microsoft Teamsと連携でき、高い安定性・セキュリティ・操作性
4Kの広角カメラを搭載し、精細な一人称映像の配信が可能
Wi-Fiおよび4G LTEを搭載し、常にインターネットに接続し遠隔支援や配信が可能
USB Type-C端子により、外部デバイスなどとの多様な連携が可能
屋外でも使用可能な、IP54相当の防塵防水性能
<製品詳細>
https://linklet.ai/
<販売予定時期>
2021年12月(Zoom機能のみ先行提供)
受賞の概要
CESは、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで毎年1月に開催される世界最大規模のテクノロジー見本市です。前回、実会場で行われたCES 2020には、約4,400社が出展し、2万件以上の最新テクノロジーを披露、世界中から17万人以上が来場しています。
CES Innovation Awards は、出展企業・製品の中から、特にデザインやエンジニアリングにおいて優れたものに贈られる賞であり、本年は過去最高の1,800件が審査対象となりました。
弊社代表コメント
今回の受賞にあたり、代表取締役の藤野は次のように述べています。
「人が見ているものを見て、聞いていることを聞くことができる、人と視聴覚を共有した機械が人とは異なる機械的な知性によって人をサポートする。人が得意なことは人に、機械が得意なことは機械に任せることができる、人にとって自然なパートナーデバイスを実現する。
私達はこの理想を妥協なく実現するために、ハードウェアをゼロから企画・設計・開発するだけでなく、OS・ミドルウェア、通信・クラウド、データ処理・機械学習までを一気通貫で作り上げました。首掛け型の形状でスマートフォンと同等の機能を持つ単一デバイスは世界に先駆けるものであると自負しています。
その上に実現した LINKLET は、グローバル展開を行うために主要なニーズのみにフォーカスし、敢えて多くの機能を削ぎ落としシンプル化したシステムです。本システムが、権威ある CES Innovation Awards を3部門受賞するという形で認められたことを嬉しく思います。
しかしながら、LINKLET は私達の理想を実現するための端緒に過ぎず、このシステムを裏側で支える基盤技術群を制約なく活用することで、人と機械が自然に調和する新しい世界を実現することができます。近い未来から今現在を逆方向に見た時、今、目に見えているものは全体のごく一部であったことに気づくでしょう。
この新しい未来に向けての記念すべき発表を、多くの皆様とご一緒できることを心から嬉しく思います。来年1月5日、CES 2022 JAPAN パビリオンでお会いしましょう。」
CES 2022イノベーションアワード受賞者一覧(英語)
https://ces.tech/Innovation-Awards/Honorees.aspx
製品説明や取材について
製品説明やデモ、取材等をご希望の方は以下からお申込みください。社内のリソースの都合上、お申し込みの順序を問わず、ご希望に添えない場合もございますので、予めご了承ください。
●CES 2022会場でのアポイントメント専用フォーム
https://fairydevices.jp/linklet/ces2022
●CES 2022会場以外でのお問合せフォーム
-製品に関するお問い合わせはこちら
https://fairydevices.jp/contact/linklet
フェアリーデバイセズ株式会社について URL: https://fairydevices.jp/
フェアリーデバイセズ株式会社は、「使う人の心を温かくする一助となる技術開発」を目指し、VUI(※1)・VPA(※2)関連技術や音声認識/音声翻訳関連技術とクラウド基盤、それらの性能を活かすエッジデバイスの開発を通して、音声技術を中心とした機械学習技術の実業務現場への適用を推進して参りました。さらに、現場の人から生まれる各種のデータ解析や、それらに関わる最先端の応用研究を実装した業務ソリューションを、デバイスからクラウドまで一気通貫で提供することによって、様々な業界のデジタルトランスフォーメーションを支援しています。
(※1) VUI:Voice User Interface / (※2) VPA:Voice Personal Assistant
※本プレスリリースに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
CES 2022 について URL: https://www.ces.tech/
会期:2022年1月5日(水)~8日(土)
会場:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス
主催:Consumer Technology Association
フェアリーデバイセズ出展ブース:Sands Expo, Eureka Park, J-Startup/JAPANパビリオン内
CES Innovation Awards について
CES Innovation Awards は、出展企業・製品の中から、特にデザインとエンジニアリングにおいて優れたものに贈られます。メディア、デザイナー、エンジニアなどを含む世界中の業界専門家の審査員が、イノベーション、エンジニアリング、機能性、美学、デザインといった観点で優れた製品や技術を審査します。これまでに何千もの製品がここで発表され、その中にはプラズマテレビやブルーレイ、有機ELテレビ、3Dプリンターなど私たちの生活を一変させた製品も数多く含まれています。
フェアリーデバイセズの受賞部門は以下の通りです。
Wearable Technologies(ウェアラブル技術)
Electronic devices worn by the user that may include sensors, processors, displays or other technology for the purpose of sensory enhancement, measurement, computing or data-collection/transmission.
センサー、プロセッサー、ディスプレイ、その他の技術を搭載し、感覚の向上、測定、コンピューティング、データ収集・送信などを目的として、ユーザーが身につける電子機器
Streaming(ストリーミング)
A device, app or service that allows a user to transmit audio and/or video over a network. Offerings can be free or at a cost.
ユーザーが音声や映像をネットワーク経由で送信することができるデバイス、アプリ、サービス。無料または有料で提供される
Digital Imaging/Photography(デジタルイメージング/フォトグラフィー)
Products designed to enhance the visual experience and/or allow the user to capture, store and edit still images or video.
静止画や動画の撮影、保存、編集を可能にし、視覚的体験を向上させることを目的とした製品
“The CES Innovation Awards are based upon descriptive materials submitted to the judges. CTA did
not verify the accuracy of any submission or of any claims made and did not test the item to which the
award was given.”