<LAVIE N11>を子ども教室の先生がチェック!

教育現場の先生に聞く子どものファーストPCに必要な要件とは? <LAVIE N11>の価値

相川いずみ/編集● 村野晃一(ASCII編集部)

提供: NECパーソナルコンピュータ

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子どもの習い事教室の先生が考える「子どもに最適なPC」とは?

 <LAVIE N11>の評価を聞く前に、まずはオーソドックスに、子ども向けPCに必要な条件にはどういったものが求められるか、2人の先生それぞれの考えをお聞きしてみよう。

 大石先生が運営する「codience」は埼玉県川越市に実際の教室をもっているが、遠方からオンラインで参加している生徒もいる。大石先生は「オンライン教室を始めたことで、実際の教室から遠い子や、引っ越して通えなくなった子も参加できるようになりました」と、オンライン教室のメリットを話してくれた。

 小学生の母親でもある大石先生によると、子どもは学校でPCを使っているものの、家に持ち帰ってくることがほとんどないため、学校用の端末を家庭で使う機会は少ないという。つまり、家庭で日常的に使いたい、好きなソフトを入れて自分の興味関心に活用したいのであれば、やはり目的にあった子ども専用のPCを用意することが望ましい。

 では、具体的にどんなPCを選べばよいだろうか。子どものファーストPCに注目すべき機能として2人の先生から挙がったのは、以下の条件だ。

・オンラインで共有画面が見える画面サイズ(11型以上)
・(できれば)タッチパネルが望ましい
・打ちやすいキーボードがついていること
・カメラ機能を搭載していること
・子どもでも持ち歩きやしすいサイズであること

 「以前、スマートフォンでオンライン教室に参加している子がいたんですが、やはり画面が小さく見づらいということで、大きい画面にものに買い換えていらしたことがありました。やはり、ある程度の画面サイズは必要だと思いますね」そう話してくれたのは八木先生だ。

 「たとえば、算数でわからない問題があった場合、子どもが共有した回答の画面を先生がスクリーンショットに撮り、そこに書き込んで教えるという方法を取っています。画面が小さいと、どうしても見えづらいので、最低でも一般的なタブレットサイズ程度の画面はほしいですね」(八木先生)

 「教室には自分のPCを持参してくる生徒さんもいますが、大きいサイズですと持ち歩くのが大変そうです」と教えてくれたのは大石先生。これには八木先生も、「子どもたちは、家の中でも好きな場所に持ち歩いて使うので、ある程度軽くてコンパクトのほうが使いまわしがしやすいようです」と同意見のようだ。

 保護者から家庭用PC購入についての相談をよく受けるという大石先生は「まず、子どもが何をやりたいかという用途を聞きます。プログラミングやゲーム、なかには3D CADという子どももいますので、やりたいことを引き出せるスペックのPCを選ぶことが大切です」と、アドバイス。

「codience」のプログラミング教室で、自分の作品をプレゼンする小学生。「Scratch」で作品づくりをしている子が多いという。

 「自分のPCを持っていない子もいますので、そういった子には教室から貸し出しをしています。でも自分のPCを持っている子は教室のない日も自宅で進めることができるので、やはり上達は早いですね」と、大石先生。子どもが自分専用のPCをもつメリットを話してくれた。

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