20年前にデビューしたSuicaを皮切りに、NFC(Near Field Communication)タグはゆっくりだが大きく進化成長した。街のコンビニに、タッチ決済系POS端末が普及すると同時に腕時計型のEdyも登場した。
その後、おサイフケータイ対応の腕時計ブレスレットのwenaが登場し、つい先日はNFC内蔵でVISAのタッチ決済対応のEVERINGも登場した。また世界中で多くのIoT系企業の参入の多い遺失物防止タグの市場拡大も、NFC普及の大きな礎となった。
筆者が2013年に発売された週刊アスキー誌のオマケの「プログラマブルNFCディスク」と名付けられたキーホルダ型のNFCタグを入手し興味を持ち、XperiaブランドのNFCタグも海外から入手、翌年には今回も再紹介するサンワサプライの「タッチで起動!NFCタグ」を当コラムでご紹介した。
2013年〜14年頃と現在とのNFCを取り巻く環境の最大の違いは、NFCそのものの形状バリエーションの増加に加えて、圧倒的な違いはNFCタグを読み書きできるスマートフォンの急激な増加だ。
今回は、書き込みアプリとして「タッチで起動!NFCタグ」やそのオリジナルアプリである「タグマティック」や「NFC Tolls」などのNFCアプリやラベルプリンタも併用していろいろ遊んでみた。

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