R6Sの思いや2PCに関する工夫、ゲーミングPCのこだわりなどを解説
eスポーツキャスター・ふり~だ氏にインタビューを実施、2PCのゲーム&配信環境やG-Tuneの魅力などを伺った
2015年にユービーアイソフトから発売され、eスポーツの競技タイトルとして知られるタクティカルシューター「レインボーシックス シージ」。5v5のチーム戦で、固定スキルを有するオペレーターを選んで拠点制圧、もしくは拠点防衛を行なうといった競技性の高いゲーム性が特徴だ。
また、レインボーシックス シージはeスポーツに興味を持つきっかけの1つにもなっている。筆者自身、PS4版の本作をプレイしたのがきっかけで、eスポーツの世界に興味を持ったほか、さらなる高みを目指してゲーミングPCを購入したほどだ。
今回、レインボーシックス シージの公式キャスターであるふり~だ氏にインタビューする機会を得た。ふり~だ氏はeスポーツ大会のキャスターだけでなく、ストリーマー(配信者)としてゲーム配信も行なうなど、プレイヤー人口およびeスポーツの認知度拡大を目指して活動している。
本記事では、レインボーシックス シージへの思いや2PCのゲーム&配信環境、マウスコンピューターをオススメする理由など、ふり~だ氏の魅力を深く掘り下げていきたい。
リリースから6年目を迎えたレインボーシックス シージへの思い
――「レインボーシックス シージ」は2015年の発売から、今年で6年目(Year 6)を迎えました。6年目を迎えた本作への思いと、大会シーンを含む今後の展望についてお聞かせください。
ふり~だ氏:6年という年月は、体感時間としては短かったのですが、レインボーシックス シージをプレイしていた学生が6年後に成人を迎えたと考えると、妙に感慨深いものがあります。今年で6年目を迎えた本作ですが、シーズンアップデートを重ねるにつれてゲームの仕様が変化する一方、ゲーム内のチュートリアルはリリース当初から一切変わっていません。今後の展望としては、初心者向けのガイドラインを作るなど、新規ユーザーやカムバック勢が気軽に参入できるような活動をしていきたいと思います。
――9月8日より新シーズン「Crystal Guard」が開幕されました。新シーズンの魅力とはどういったものでしょうか。
ふり~だ氏:新オペレーターの「Osa」は個人的に強すぎると思いましたが、私は肯定派です。これまでは防弾やトラップといった防衛側のガジェットが強すぎるあまり、攻撃側は自由に行動しにくい状況でした。そんななか、盾を所有するOsaは幅広い戦略が可能なオペレーターなので、そういった攻撃側のストレスを軽減する存在ではないかと感じています。
前シーズン(Year 6 シーズン2)の新オペレーター「Thunderbird(サンダーバード)」もそうですが、ハイスタンダードなオペレーターが続々と出てきています。今回追加されたOsaも良いオペレーターだと思いますね。競技シーンで使用できるようになるときには、何らかの弱体化が必要になるかもしれませんが(笑)。
――本作に実装されているマップ「銀行」「クラブハウス」「海岸線」がリワークされましたが、そちらはいかがですか?
ふり~だ氏:今回のリワークはこれまでのものと比べると小規模です。なかでも銀行は変わったといえば変わったのですが、本質的な部分はリワーク前から変わっていません。1個だけ変化を挙げると、2階・空き部屋のハッチが1個なくなったことでしょうか。それによって2階を遊撃することが得策でなくなり、従来の考え方を改める必要があると思います。遊撃以外のプランで時間を稼いだ方がよさそうですね。
――ふり~だ氏が考えるレインボーシックス シージの魅力とはどういったところでしょうか。
ふり~だ氏:レインボーシックス シージは奥深いゲームです。何が奥深いかというと、破壊・カスタマイズ可能な壁があること。しかも破壊された壁の情報が攻撃・防衛を含む10人のプレイヤー全員にしっかり同期できているのも凄く、この技術は本作にしかない特徴だと思います。
そういった奥深さがある反面、学ぶべき知識が多いのでなかなかとっかかりにくいです。ミニマップがない、味方のガジェットが視覚的にわかりづらいなど、ほかのFPSと比べるとUIで補完されていない情報が多いと思います。仲間から与えられた情報がないとしっかり補完できないのが難しいところで、「シージはメンタルゲー」とよく呼んでいます(笑)。
あと、勝ちたい向上心が強いあまり"正解"に固執するプレイヤーも少なくありませんが、一度初心に立ち返ってもう少しカジュアルに、もう少し気軽にレインボーシックス シージを楽しめないかなぁと思う今日この頃です。
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