このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第300回
山根博士のグロスマレビュー
これが日本未上陸OnePlusのミドルハイだ! 「Nord 2 5G」は400ドル台の価格以上の実力
2021年08月25日 10時00分更新
カメラスペックはハイエンドに匹敵!
カメラはメインに5000万画素と高画質のものを搭載。センサーは他社の上位モデルも採用するソニー「IMX766」を採用。メインカメラの写りは申し分ない。またモノクロセンサーを搭載しているため、写真のディテールをよりはっきりと表現できる。超広角は800万画素とやや画質的に物足りないものの、日常的なシーンでの撮影において上位モデルに匹敵する写真を撮影することができそうだ。
カメラのモードは「夜景」「動画」「写真」「ポートレート撮影」「その他」。ポートレート以外では「0.6倍」「1倍」「2倍」「5倍」をワンタッチで切り替え可能。倍率部分を長押しすると0.6倍から最大10倍まで自由に選択できる。なお2倍以上はデジタルズームだ。ポートレートでは1倍と2倍の切り替えが可能、ぼかしは1から100の間で変更できる。
写真モードでは画面上にあるラインを下にスワイプすることでアスペクト比やタイマー、5000万画素のON/OFF切り替えができる。動画モードでも同様だ。なお、4Kビデオは30fpsまでとなる。その他のモードではアウト/インカメラの同時撮影やプロ写真モードの「エキスパート」、全画面動画が撮影できプロモードを備える「映画」などがある。
以下、作例を紹介する。5000万画素カメラは標準撮影では約1200万画素(4096×3072ドット)で撮影される。クリックでオリジナルサイズの写真を表示する。
【まとめ】スマホ10万円は出せないけど
低スペックはNGという人に
OnePlusブランドのスマートフォンながら500ドル以下で購入でき、必要十分なスペックを誇るOnePlus Nord 2 5G。10万円超えのモデルには手が出ない、しかし低価格モデルでは満足できない、そして5G対応モデルが欲しい、という多くのユーザーニーズにこたえる製品に仕上がっている。ハイエンドモデル嗜好の強い日本でも十分通用する製品と感じられるだけに、ぜひOnePlusの日本上陸も期待したいものだ。
この連載の記事
-
第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す -
第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 -
第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ -
第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー -
第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! -
第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 -
第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する -
第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる -
第500回
スマホ
サムスンの指輪型デバイス「Galaxy Ring」を使って変わった健康への意識 -
第499回
スマホ
サムスン「Galaxy Z Fold6」は折りたたみに加えてAIでビジネス機能が大幅強化された -
第498回
スマホ
「Galaxy Z Flip6」はGalaxy AIの活用でよりカメラ撮影が楽しくなった - この連載の一覧へ