アーバン・イノベーション・ジャパンが「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」の8課題について応募受付を開始
Urban Innovation JAPAN
山口県で取り組む実証実験プロジェクトを運営、兵庫県外の都道府県とイノベーション事業に取り組むのは初めて
アーバン・イノベーション・ジャパン(UIJ)(事務局:特定非営利活動法人コミュニティリンク/兵庫県宝塚市 代表:中西雅幸)は、山口県などが取り組む協働実験「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」( https://cc-yamaguchi.jp/ )に参加するスタートアップ企業の応募受付を開始しました。UIJはこれまで市町村単位で全国の13自治体と同様の実証実験プロジェクトに取り組んできましたが、UIJの所在地である地元・兵庫県以外の都道府県と取り組むのは初めてとなります。
シビックテックチャレンジ YAMAGUCHIとは
「シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI」(主催:一般財団法人 山口県デジタル技術振興財団、以下「CCY」)はスタートアップ企業等と山口県の行政・県民が協働して、デジタル技術を活用して地域・行政課題の解決を目指すプロジェクトで、今回が初めての開催になります。山口県および県下の市町村から出された8つの課題について、スタートアップ企業などから提案を募集し、それぞれ一つのアイデアを採択して自治体と企業が協働して実証実験を行い、その効果・成果について検証を行った後、サービスを導入して課題の解決を目指します。
UIJでは他の自治体での取り組みと同様、事務局としてCCYの運営を担当します。
スタートアップ企業にとっては自治体との協業実績を得ることで新たなビジネス・チャンスの創生となり、自治体にとっては自分たちだけでは難しかった先端テクノロジーの導入ノウハウを得る機会となります。UIJでは、2017年のアーバンイノベーション神戸(神戸市)を皮切りに、これまで13の自治体で同様の取り組みに運営・実施に関わっており(2021年6月末現在)、今回のCCYで14例目の自治体との取り組みとなります。
課題は8つ
今回、CCYで取り組む課題は以下の8つとなっており、応募締め切りは8月6日(金)です。
1)聴力の弱い方ともスムーズな意思疎通ができる相談支援ツールの開発(阿武町)
2)全長1,200kmの市道メンテナンスを官民まるごとDXしたい!(周南市)
3)近くの公民館(出張所)をもっと便利に。誰もが使いやすいオンライン窓口を作りたい!(防府市)
4)スマホで完結!粗大ごみ申込の市民負担を減らすツールの開発(山口市)
5)衛星・ドローンを活用し、農地の作付状況をスマートに把握したい!(山口県)
6)主要観光地の訪問者数をタイムリーに把握し、観光対応に活かしたい!(山口県)
7)ナッジやゲーミフィケーションで、子どもたちの環境学習を行動変容につなげたい!(山口県)
8)通行止め情報をリアルタイムでお知らせしたい!(山口県)
いずれも自治体担当者が業務で悩まされている具体的な課題でありながら、全国で同様の課題を抱える自治体も少なくないと予想されます。UIJ事務局ではCCYをはじめとするイノベーション事業の事例共有の場として、神戸市主催の「GovTechサミット」(https://govtechsummit.jp/)とも連動した「Urban Innovation Summit(仮)」を企画し、位置地域の課題解決プロジェクトの運営にとどまらず、全国の自治体に広げていく予定です。
CCY事務局では、7月28日(水)にスタートアップ企業様向けのオンライン説明会(参加無料)を予定しています。参加を希望・検討する企業様のみならず、イノベーション事業に興味のある方は奮ってご参加ください。(オンライン説明会の概要、参加受付はこちら https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYkc-GtqDkjEtWc4J2s4jtDZjZ-CNRULwOa)
関連リンク
シビックテックチャレンジ YAMAGUCHI https://cc-yamaguchi.jp/
同 スタートアップ向けオンライン説明会(参加受付)https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYkc-GtqDkjEtWc4J2s4jtDZjZ-CNRULwOa
アーバン・イノベーション・ジャパン https://urban-innovation-japan.com/
同 アーバン・イノベーション山口 https://urban-innovation-japan.com/city/yamaguchi-pref/