業界シェアトップを誇る自社サービスの契約額を業界別に比較し、顧客動向からみるテレワークの導入傾向を考察!金融と政府系機関が全体額の半分を占める結果に
e-Janネットワークス株式会社
コロナ禍で飛躍的にニーズ拡大! 強固なセキュリティ機能への需要を背景に、法人向けリモートアクセスサービス「CACHATTO」の新規導入契約数は約4倍に急伸
e-Janネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂本史郎 / 以下、e-Janネットワークス)はこの度、過去2年間でテレワークサービスを導入する顧客属性がどのように変化したかを分析し、顧客動向からみるテレワークの導入傾向について発表いたします。当社が提供するリモートアクセスサービス「CACHATTO(カチャット)」の新規導入企業の契約金額を2019年度と2020年度で業界別に比較しております。2020年度の最新データでは、一般的にテレワーク導入が難しいと考えられがちな「金融・保険」や「自治体」「政府系機関」で全体額の半分以上を占める結果となり、特に「金融・保険」業界へのサービス導入が急伸しており、2020年度はテレワーク導入の意向が加速したことが分かりました。
リモートアクセスサービス分野で9年連続シェアトップを誇る自社製品の導入状況から業界別テレワーク導入傾向を分析!コロナ前後比で「金融」業界の契約額が6.8倍に増加!
スマートデバイスやPCなどのマルチデバイスに対応し、データを端末に残さないセキュリティを一貫して実現する「CACHATTO」は、スマートデバイス用リモートアクセスサービス分野で9年連続トップシェアを誇ります※1 ※2。コロナ禍で多くの業種においてテレワークが浸透した2020年度は、新規導入企業数が前年度の約4倍に急増、全体の売上高も前年度の約1.7倍に達するなど、多くの企業や自治体にサービスをご利用いただいた1年となりました。今回、リモートアクセスサービスとして需要が増加している「CACHATTO」の新規導入企業の業界ごとの販売金額から、過去2年間でテレワークを導入する顧客属性がどのように変化したかを分析し、顧客動向からみるテレワークの導入傾向について考察いたしました。
2020年度の業界別販売金額において最も大きなシェアを占めるのは、金融庁が示すガイドラインにて個人情報の取り扱いについて規定されている「金融・保険」で約25%という結果に。契約金額の比較においても、前年比では約6.8倍に増加しています。次いで比率が高いのは取り扱う情報の機密性が高く、かつリモートアクセスにおいてはBYOD(私物端末の業務利用)の需要が高い「政府系機関」の19.3%で、「金融・保険」と合わせると全体の約半分を占めています。外部からのリモートアクセスや業務データの取り扱いに対する制約が厳しいこれらの業界へのサービス導入が加速している背景には、「CACHATTO」が備えているセキュリティ機能があると考えられます。また、全体に占める割合は高くないものの、前年比で見ると約2倍にシェアが伸びている「独立行政法人、公益法人等」は契約額で見ると前年比で約7.5倍と急伸しており、この1年間でテレワークの導入が加速していることが分かります。
一方、「不動産」、「製造」、「建設」等の業界への新規導入には大きな変化は見られず、2020年度の各業界のシェアはそれぞれ10%以下に留まる結果となりました。現場での作業が必要不可欠となる業界においては、コロナ禍を契機としたテレワーク推進は限定的であることが伺えます。
リモートアクセスサービスの強固なセキュリティがテレワーク障壁を緩和
コロナ禍に突入後、問い合わせ数は約7倍に増加!業界をリードするe-Janネットワークス
個人情報や機密情報を多く取り扱う業界においても「CACHATTO」が導入されている大きな理由として、強固なセキュリティ機能が挙げられます。複数の端末やネットワークを介することで、情報の往来が発生することは情報漏洩の潜在的リスクとなり、テレワーク導入における大きな課題です。そのため、限られた端末やネットワーク環境を介してしか業務にあたることができないことも多く、テレワーク推進における大きな障壁となっていました。
「CACHATTO」はネットワークへアクセスできる端末をあらかじめ制限し、外部端末から専用のアプリケーションを通じてアクセスするため、テレワークで利用する端末上にはデータや閲覧情報などを一切残さない仕組みを実現しています。テレワークへの移行が難しいとされてきた金融業や官公庁などの業種では、この「CACHATTO」が提供するセキュリティ面の特長により、テレワークにおけるセキュリティリスクを最小限に抑えられることがサービス導入の決め手となっています。「CACHATTO」を導入している三重県四日市市様からは、「多くの機密情報を有する庁内ネットワークにアクセスするため、セキュリティが万全であることが最も大事であり、『セキュリティ』や『使いやすさ』の面により導入を決めた」※3と、サービス導入背景をご説明いただいています。
創業当時の約20年前からリモートアクセスサービスを開発・提供してきたe-Janネットワークスでは、世の中のニーズに合わせて製品のアップデートや機能追加を積み重ねてきました。
当初は移動中の隙間時間にメールやスケジュールを携帯電話で確認するための「モバイルワークツール」として展開、次いで働き方改革や多様なワークスタイルの出現など世の中の変化に合わせ、場所を選ばず働くリモートワークに着目し、スマートデバイスの活用、さらにはPC利用を中心に据えたリモートデスクトップアクセスのサービス提供まで現在は拡大しております。
リモートアクセスサービス市場を牽引する存在として、今後もe-Janネットワークスはテレワークを推進し、新しいワークスタイルの実現を望むあらゆる業界の企業を支援すべく、サービス開発を進めてまいります。
※1 株式会社アイ・ティ・アールによる「ITR Market View ユニファイド・エンドポイント管理市場 2020」(2020年8月発行)の「セキュア・ゲートウェイ/ブラウザ市場」分野において、2019年度売上金額1位
※2 デロイト トーマツ ミック経済研究所株式会社による「外部脅威対策ソリューション市場の現状と将来展望 2020年度【サイバーセキュリティソリューション市場16版目】」(2020年12月発行)の「スマートデバイス用リモートアクセスツール」分野において、2019年度出荷金額1位
※3 自治体通信 Vol.26(2020年10月号)より引用 https://www.jt-tsushin.jp/interview/jt26_e-jan/
■「CACHATTO(カチャット)」について
「CACHATTO」は、2021年4月時点で1,450社72万人を超えるユーザーが利用する法人向けリモートアクセスサービスです。スマートデバイスやPCなどのマルチデバイスに対応し、データを端末に残さないセキュリティを一貫して実現。リモートアクセスを統合的に認証・制御できるテレワークプラットフォームとして、企業・官公庁での採用が進んでいます。
<製品情報サイト>URL:https://www.cachatto.jp/
* CACHATTOはサーバーやライセンスなど必要条件が揃っていれば最短1日で導入可能な法人向けリモートアクセスサービスです。但し、オフィス環境や条件によって導入までの必要日数はケースごとに異なる為1日での導入を確約するものではありません。
■e-Janネットワークス株式会社について
e-Janネットワークス株式会社は、2000年3月に設立以来、『テレワークにセキュリティを』を標榜し、テレワークソリューションであるCACHATTOやNinjaConnect Teleworkをはじめとした関連製品の企画・開発・販売・運営を中心として事業を展開しております。
・代表者名:代表取締役 坂本 史郎
・従業員数:119名 (2021年2月1日現在、パートタイム従業員含む)
・URL:https://www.e-jan.co.jp/
※CACHATTOリモートデスクトップ for GovernmentおよびCACHATTOは、e-Janネットワークス株式会社の登録商標です。
※本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。