ブラザー、ESG投資指数「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に2年連続で選定
ブラザー工業株式会社
ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、ESG投資*¹の株価指数として世界的に認知度の高い 「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に、2年連続で選定された。
「FTSE4Good Index Series」は、ロンドン証券取引所のグループ会社であるFTSE Russellが開発した指数で、ESGに関する評価基準を満たした企業で構成されている。
合わせて、世界最大規模の資金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に、ESG指数として採用されている「FTSE Blossom Japan Index」にも2年連続で選定された。ブラザーは、GPIFに採用されている4つのESG指数のうちの3つ、「FTSE Blossom Japan Index」、「MSCI 日本株女性活躍指数(WIN)」、「S&P/JPXカーボンエフィシエント指数」に選定されている。
ブラザーグループは、持続的発展が可能な社会の構築に向け、ESGを重要視した経営を推進している。社会的な環境課題の解決に貢献するため「ブラザーグループ 環境ビジョン2050」を定め、重要課題として「CO2排出削減」「資源循環」「生物多様性保全」に取り組んでいる。また、2020年2月に「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)*²」の提言に賛同し、気候変動が事業に及ぼすリスクと機会の分析を進め、経営への反映と関連情報の開示に向けて活動している。さらに、すべてのステークホルダーから信頼される企業を目指し、「RBA*³」に加盟し、人権・労働・安全衛生・地球環境への影響の削減に取り組むなど、サプライチェーンにおけるリスク評価と是正への体制を強化している。
ブラザーグループは今後も、ESG経営を推進し、事業の成長と社会的責任の遂行によって、持続的な企業価値の向上を図っていくとしている。
*1:環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)に配慮している企業を重視・選別して行う投資
*2:主要国の中央銀行や金融規制当局などが参加する国際機関である金融安定理事会(FSB)により設立されたタスクフォース
*3:Responsible Business Alliance (CSRの国際的推進団体)の略称