イチゴの自動栽培ロボット研究施設が東大に完成
1年を通して研究が可能に
HarvestXは6月21日、東京大学 本郷キャンパス内アントレプレナーラボに、イチゴの完全自動栽培ロボットシステムを研究開発する施設「HarvestX Lab」の設立を発表した。
これまで同社は簡易的な栽培設備やイチゴ農園の協力の下、授粉および収穫といった要素技術の試験を行なってきた。 今後は、ロボットシステムの検証・評価項目の追加、試験サイクルを用いて1年を通じ試験を行ない、製品化へ向けて加速していくとしている。
また、植物工場事業会社と同等の栽培設備を使⽤することで開発環境と運用環境の差を減らし、さらなる製品機能や品質の向上を目指すとしており、2021年夏頃には植物工場に特化した新たなロボットを発表予定だという。