AI本格導入前の検証にかかるコスト削減と利用の簡易化に期待ができる小型モジュール
エッジAIアルゴリズムを開発・提供するエイシングは5月25日、独自エッジAIアルゴリズム「AiiR」シリーズの導入検討を進めている顧客向けに、AI本格導入前のお試し評価が簡単にできる小型モジュール「AiiR-M1」の開発完了と提供開始を発表した。
昨今、AI導入の検討が多くの企業で進んでいるが、機器へのAI組み込みによる実機検証を始めとしたAI本格導入までの多くのステップや高いコストが、AI本格導入への障壁となっている。
AiiR-M1は、SoCのアーキテクチャをCortex-M4とし、AIの動作に必要なスペックを実現したモジュール。、市販のUSBメモリ相当の大きさで、直接パソコンに繋いで利用できる。接続方式にはUSB以外にもUARTを選ぶことができ、の実機での導入検証が容易に可能とのこと。
同社は今後、独自AIアルゴリズムであるAiiRシリーズの拡充に合わせ、様々なモジュールを開発し、利用者のAI使用準備期間の短縮に貢献することで、世の中への更なるAI導入の動きを加速させていくと述べている。