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Apple M1搭載で大幅性能アップの「iPad Pro」&カラフル7色「iMac」特集 第29回

約4割速い「M1搭載iPad Pro」旧モデルユーザーから見てもうらやましい進化だ

2021年05月19日 22時00分更新

文● 西田 宗千佳 編集●飯島 恵里子/ASCII

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今回レビューするのは、M1搭載iPad Pro 12.9インチ(2021年モデル)。色はシルバー。ストレージ1TB/メモリー16GBのモデルだ

 5月21日からApple Store各店とApple製品の取扱店で店頭販売を開始、予約分は21日から順次届けられるという、新しい「iPad Pro 12.9インチモデル」のレビューをお届けする。

 筆者は個人的に、iPad Pro 12.9インチモデルの「2020年モデル」と、M1搭載のMacBook Proを日常的に使っている。2021年モデルのiPad Proと比較するにはちょうどいい。現役ユーザーの目線で、細かいところをチェックしていこう。

デザインの変化は極小、Magic Keyboardもそのまま利用可能

 2021年モデルは2020年モデルから、デザインはほとんど変わっていない。正確にいえば、厚みが0.5mmほど変わった。並べてみると確かに、若干2021年モデルの方が厚い。

左が2020年モデル、右が2021年モデル。わずかに(0.5mm)2021年モデルは厚くなっている

 ではそれが影響するかというと、限定的だろう。持ってもわからないし、2020年モデルのMagic Keyboardに2021年モデルのiPad Proをつけてもちゃんと閉じられるし、特に問題は起きずに動作している。

1年使い込んだ2020年モデルのMagic Keyboardでも、厚みの変化を感じることなく正常に使える

同時発売のMagic Keyboard、ホワイトモデル。シルバーにはやっぱりこちらのほうが似合う

 フロントカメラが変わっているので、ディスプレー面の保護フィルムなどは「2021年モデル向け」を選んだ方がいいだろうが、影響はそのくらいだろうか。今回については「姿は変えず中身が劇的に変わった」のがポイント、と言って差し支えない。

ちなみに、本体同梱品も2020年モデルと変わっていない

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