スマートビデオ監視ソリューションを拡充し、エンドポイントからクラウドで増大するAI対応ワークロードに対応
ウエスタンデジタル
■高機能AI対応レコーダーやビデオ分析サーバーアプリケーションに、卓越したパフォーマンス、ワークロード容量および信頼性を提供する新しいWD Purple Pro製品ライン
ウエスタンデジタル(NASDAQ:WDC)は、新世代の高機能AI対応カメラ、レコーダー、およびバックエンドサーバー用途向けにWD Purple™ Pro製品ライン( https://shop.westerndigital.com/ja-jp/c/surveillance-storage )を追加して、WD Purpleファミリーを拡充することを発表しました。
IT調査会社IDCによると( https://www.businesswire.com/news/home/20200714005108/en/IDC-Forecasts-Solid-Growth-for-the-Video-Surveillance-Camera-Market-as-Smart-Camera-Systems-and-Analytical-Software-Enable-New-Use-Cases#:~:text=A%20new%20forecast%20from%20International,CAGR)%20of%20nearly%2013%25 )、世界のビデオ監視カメラ市場は、2019年の236億ドルから2025年には440億ドルに成長すると予測されています。膨大な量のビデオデータをキャプチャ、保存、分析し、ディープラーニングによる高度なビデオ分析を行う新しいスマートビデオアーキテクチャが登場し、ストレージサブシステムへの負荷がかつてないほど高まっています。
新しいWD Purple Proシリーズは、最適化された性能・容量、ワークロード処理能力、および信頼性によって、AI対応ネットワークビデオレコーダー(NVR)、ビデオ分析アプライアンス、ビデオ分析サーバー、ストレージアレイおよびディープラーニング分析の実行を含むストレージ/サーバーソリューションなどのさまざまなシステム向けに、ワークロードを効率的に処理できるよう設計されています。
ウエスタンデジタルのスマートビデオマーケティング担当ディレクターであるBrian Mallari(ブライアン・マラリ)は、次のように述べています。「WD Purple Proを加えたことで、当社のスマートビデオ製品ポートフォリオは、カメラ向けのWD Purple microSD™カードから主流のNVR向けWD Purple HDD、および新世代のスマートビデオアーキテクチャに至るまで、お客様の広範なニーズに対応できるようになりました。この“スマート”なソリューションは、バックエンドにおける頭脳、つまりビデオ分析と大量の演算処理を伴うディープラーニングを実行するサーバーから展開されます。WD Purple Proは、OEMメーカーやインテグレーターの皆様にとって、新たに増えつつあるAIワークロードに対応したシステム構築に理想的なソリューションです。」
WD Purple Pro製品の特長は以下となります。
• 強化されたAllFrame™ AIテクノロジーにより、最大64台のHDカメラのビデオストリームを同時に録画(1)対応しながら、カメラ接続先が高機能レコーダーまたはクラウドベースのサーバー直接接続の如何にかかわらず、最大32台のAIストリームを同時に追加して処理することができます。
• 年間で最大550TBのデータ書き込み量(2)をサポートする高いパフォーマンスとワークロード処理能力により、パターンマッチングやオブジェクト/イベント認識などのAI機能の追加要求に対応し、複数のビデオストリームを書き込むことができます。
• 高い信頼性と容量を備えたソリューションにより、数千時間にも及ぶトレーニングビデオを保存して提供することができ、ディープラーニングやAIアルゴリズムの効果的な開発が可能になります。製品の記憶容量は8TB~18TB(3)で、5年間の限定保証が付帯します。
• エンタープライズクラスの高い耐久性は、大規模で高密度のビデオ分析サーバーやクラウドソリューションでシームレスな動作に寄与します。Western Digital(R) Device Analytics™( https://www.westerndigital.com/ja-jp/solutions/device-analytics )互換システムが、HDDの継続的なヘルスモニタリングを提供します。
Milestone Systems社 コミュニティプログラムマネージャーのDave Nieweg(デイブ・ニーヴェグ)氏は次のように述べています。「ウエスタンデジタルの新しいWD Purple Proは、高負荷のデータワークロード性能に対応したAI対応の大容量ソリューションであり、我々のお客様のクリティカルなデータ保存に必要な信頼性を提供します。建屋や施設への安全なアクセス、患者のモニタリングまたは安全性や効率を求めるパーキングや交通データのキャプチャ/分析などの用途向けに、エンドポイントのカメラからクラウドまでお客様に信頼されるストレージソリューションを提供することが重要です。」
ウエスタンデジタルのスマートビデオ監視システム向け( https://www.westerndigital.com/ja-jp/solutions/surveillance )WD Purpleソリューションの全ファミリーには、カメラとエッジデバイス向けの1TB(3) microSD™カードから、NVR向けの1TB~8TB(3) WD Purple HDDまでが含まれます。今回、8TB~18TB(3)のWD Purple Proドライブが加わり、バックエンドのエンタープライズサーバーなど、AI負荷の高いワークロードに対応するさまざまなシステムをサポートできるようになりました。WD Purple Proソリューションは、ウエスタンデジタルの販売代理店を通して今四半期の提供を予定しています。
ウエスタンデジタルの関連リソース(英語):
• Speeding Up: How AI and Data Are Accelerating Our Cities - blog
http://blog.westerndigital.com/ai-and-data-are-accelerating-our-cities
• Storage for advanced smart video solutions – product brief
https://documents.westerndigital.com/content/dam/doc-library/en_us/assets/public/western-digital/product/internal-drives/wd-purple-pro-hdd/product-brief-wd-purple-pro-sata-hdd.pdf
■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタルは、データ社会が発展する環境を創造します。データインフラストラクチャーのリーダーとして、かつてなく多様化するデータの保存、保護、アクセス、変換に必要なイノベーションを推進していきます。先進的なデータセンターからモバイルセンサー、パーソナルデバイスまで、データが存在するあらゆる場所において、業界をリードするウエスタンデジタルのソリューションはデータの可能性を広げます。ウエスタンデジタルは、Western Digital(R)、G-Technology™、SanDisk(R)、およびWD(R)のブランドでデータ・セントリック・ソリューションを展開しています。
(1) カメラ1台あたりのシングルストリーム@3.2Mbps(1080p、H.265、25fps)。結果は、カメラの解像度、ファイル形式、1秒あたりのフレーム数、ソフトウェア、システム設定、ビデオ品質、その他の要因によって異なる場合があります。
(2) ワークロード率(データ書き込み量)は、ハードディスクドライブに相互転送されたデータ量として定義されています。年間ワークロード率(転送済みTB X(8760/記録された電源オン時間))。ワークロード率は、お使いのハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントと構成により異なります。
(3) ストレージ密度において、1GBは10億バイトおよび1TBは1兆バイトを指します。使用可能な総容量は、動作環境によって減少する場合があります。
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