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T教授の「戦略的衝動買い」 第621回

スマホをパソコン化する最軽量「令和のポケットボード」を衝動買い

2021年02月25日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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100円均一ショップで入手できるスマホスタンドと一緒に持ち歩いても1008g

miniHDMI出力で2画面によるプレゼンテーションも可能

 接続したスマホはタッチパッドにも使えるが、MobileBookにもタッチパッドが備わっているので、何も使わないのはもったいない。筆者は、100円均一で手に入れたスマホスタンドにスマホを置いて、LINEやMessengerなどのコミュニケーションアプリを同時に起動している。TwitterやFacebookなどのSNSタイムラインのナガラ端末専用に使うのもなかなか便利だろう。

 当然のことだが、スマホとMobileBookの両方に、まったく同じスマホアプリを同時動作させることはできないが、MobileBook上でChromeやほかのアプリをマルチ画面で動かしながら、スマホ上では別のブラウザを動作させることは可能なので、スマホとMobileBookの両方で同時にネットサーフィンも可能だ。

一般的な形状のHUAWEI Mate 20 Proならスタンドに乗せて使える

MobileBookはSamsung Galaxy Z Fold2 5Gでもほぼ同様に使える

 またMobileBookは前述したminiHDMI出力が可能なので、昨今極めて低価格で入手できるモバイルディスプレーや大型テレビ、プロジェクターのHDMIポートと接続することで、2画面によるプレゼンテーションなどにも利用可能だ。

MobielBookにはHDMI出力ポートがあるので、オンオフして外部ディスプレーやプロジェクター、テレビなどを2ndミラーリングモニターとしても使える

 スマホの機能向上に引っ張られて令和のポケットボードが数多く登場すれば、差別化によるおもしろく有用な機能を搭載した安価な"スマホ、パソコン化計画"がますます登場しそうで楽しみな世界だ。

 
T教授

今回の衝動買い

アイテム:MobileBook
・価格:実売30000円前後

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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