iOS 14では、マップアプリから「Look Around」という機能が利用できます。
地図上の任意のポイントで、街並みや道路の様子を写真で見られるという機能です。初搭載はiOS 13ですが、使える場所がごく一部の地域に限定されていました。
iOS 14のリリース以降は、首都圏のほか、近畿圏の大阪府や京都府の駅周辺に加え、広島県、香川県、福岡県の一部地域などでも利用が可能になっています。
今後も対応地域は増えていくと思われるので、使い方を覚えておくと便利でしょう。
使い方は非常にかんたん。対応地域では、マップアプリ上に双眼鏡のアイコンが表示されます。双眼鏡のアイコンをタップすると、周辺の様子がマップ上に360度写真で表示されます。
360度写真なので、スワイプをすることで好みの方向に動かすことも可能です。写真はかなり鮮明で、ガードレール上のサビの様子なども、はっきりと確認できます。
Look Around画面を開いている状態で、Look Around画面左上の斜めに矢印が向いているアイコンをタップすれば、全画面表示も可能です。
はじめて行く駅の周辺を下見したり、引越し検討先の街の様子を確認したりといった用途に使えるでしょう。また、バーチャル旅行気分を味わうのにも活用できそうです。
この連載の記事
-
第75回
iPhone
iOS 14メモアプリの「スキャン機能」で書類をデータ化しよう! -
第74回
iPhone
サクッと使えるiOS 14の新規追加アプリ「翻訳」の使い方 -
第73回
iPhone
iOS 14があなたの居場所を記録している!? 「利用頻度の高い場所」機能 -
第72回
iPhone
iOS 14の「メッセージ」アプリで、頻繁にやりとりする人やグループを固定表示する方法 -
第71回
iPhone
iOS 14の「サウンド認識」機能によるアラートの使い方 -
第70回
iPhone
iOS 14で、デフォルトのブラウザーをChromeにする方法 -
第69回
iPhone
iOS 14で、電話の着信画面をフルスクリーンにする方法 -
第67回
iPhone
「iOS 14.4.1」配信開始 すべてのユーザーに推奨の重要なセキュリティアップデート -
第66回
iPhone
えっ失敗作? 小さくても頼もしい「iPhone 12 mini」自腹レビュー -
第65回
iPhone
iPhone 12/iOS 14で5G通信を使うための設定 - この連載の一覧へ