初回特典はBD/DVDも増加! 1台あれば困ることなし
市川:ゲーマーの僕が光学メディアがなくて困るときがあるのが、ゲームの初回限定版特典ですかね。サントラやドラマCDって時もあれば、DVD、BDの映像特典なんてものもありますよね。
あと、映画も好きなのですが、まだNetflixなどの動画配信サービスに提供されていない映画を観たい時は、映像ソフトを購入したくなる時はありますね。
ハッチ:そうだね、最新の映像ソフトはUltra HD Blu-ray(UHD BD)再生にも対応していることもあるので、PC環境が整っていればUHD BDを手元のノートPCで楽しむことができるのもいいよね。
市川:UHD BDを楽しめるのは、休日に映画やドラマを楽しんでいる、ひとりとしては、ちょっと気になりますね。UHD BDに対応した光学ドライブを買い換えいてもいいかもしれませんね。
ハッチ:ただし、PCでUHD BDを再生するためには、超えなくてはならないハードルがいくつかあるんだ。CyberLinkが提供する「Ultra HD Blu-ray Advisor」を実行すれば、愛用しているPCが再生要件をパスしているか確認できるぞ。
基本的に現行のノートPCのスペックなら、再生要件はクリアーできていることが多く、CPUはIntelの第7世代(Kaby Lake)Coreプロセッサー以降かつ、Intel HD Graphics 630などのiGPUを搭載していればオッケーだ。だだし、UHD BDのPC再生に必須となるCyberLink「Power DVD」では、UHD BDのコピーガード技術「AACS2.0」の暗号化解除に、Coreプロセッサーが備えているIntel SGX(Software Guard Extensions)の利用が必須。
そのため、ノートPCのBIOSなどで同機能を有効にする必要があるんだ。あとはWindows 10や、4GB以上のメインメモリー、推奨だが4K液晶ディスプレー、HDRへの対応と、ちょっとPS5やXbox Series Xといった最新のゲーム機よりはハードルが高いけれど、今後も対応機器が増えることも考えれば、あって困ることはないんじゃないかな。
PCでのUHD BD再生要件 | |
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CPU | Intel第7世代(Kaby Lake)Core iプロセッサー以降 Intel Software Guard Extensions (Intel SGX)対応 |
グラフィックス | Intel第7世代(Kaby Lake)Core iプロセッサー以降が内蔵する「Intel HD Graphics 630」、 「Intel Iris Graphics 640」などのiGPU (NVIDIA GeForceや、AMD RadeonのdGPUを介した出力でのUHD BD再生はできない) |
マザーボード(BIOS) | Intel Software Guard Extensions (Intel SGX)への対応ならびに、BIOS設定での同機能有効化、 iGPUに128MB以上のメモリー容量を割り当て |
ディスプレー | 解像度:3840×2160以上推奨、 外部ディスプレー:HDCP2.2に対応するHDMI 2.0a/DisplayPort 1.3 以上のインターフェース |
メインメモリー | 4GB以上(6GB推奨) |
OS | Windows 10 64ビット |