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超重量級のサイバーパンク2077、最高画質は18万円台のゲーミングPCでどれだけ遊べる?RTX 3070搭載“PG-EQ”で検証

文● 高橋佑司 編集● ASCII

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 2020年12月に発売されたオープンワールドアクションRPG「サイバーパンク2077」は、数々のゲーム賞を獲得した「ウィッチャー3 ワイルドハント」を手掛けたことで知られるCD Projekt REDが開発した新作タイトルで、発売から大きな話題を呼んでいる。

 コンシューマー版でのトラブルなどもあったものの、間違いなくここ最近では指折りの大作といえるタイトルであり、本作の舞台となる「ナイトシティ」の作りこみに対する評価も高い。その景観はぜひ画質設定を高くして楽しみたいものだ。

 ただ、CD Projekt REDのサポートページから閲覧できる本作の必要動作環境では、画質プリセット「ウルトラ」では NVIDIA「GeForce RTX 3070」(RTX 3070)、最高設定の「レイトレーシング(表中の“RT”):ウルトラ」ではNVIDIA「GeForce RTX 3080」(RTX 3080)が必要になるなど、要求スペックはかなりハイエンド寄り。

公式で推奨されている、各グラフィック設定別の必要動作環境

 高いスペックのゲーミングPCであれば、当然その値段も高い。RTX 3080搭載となれば、20万円を優に超えるものがほとんどだろう。そうなると、なかなか気軽に手を出せる価格ではなくなってくる。

 ただ、上記の必要動作環境に少し届かなかったとして、実際にプレイする上ではどの程度パフォーマンスが落ちるのだろうか。もし多少フレームレートが安定しない程度であれば、グラフィック品質重視で遊ぶということも十分可能なのではないだろうか。

 そこで今回、STORMから販売されている「PG-EQ」で、サイバーパンク2077がどれだけ動くのか検証。CPUにはIntel「Core i7-10700」(8コア/16スレッド、2.9〜4.8GHz)、グラフィックスにはRTX 3070を搭載し、標準構成で20万円を切る18万6800円という価格のモデルだが、 果たして最重量級タイトルをどれだけ動かせるのか、チェックしてみたい。

「PG-MQ」の主な構成
CPU Intel「Core i7-10700」
(8コア/16スレッド、2.9〜4.8GHz)
PCケース Phanteks「ECLIPSE P300 TEMPERED GLASS」
ビデオカード Leadtek「WinFast RTX 3070 HURRICANE」
(GeForce RTX 3070、GDDR6 8GB)
マザーボード MSI「B460M PRO-VDH WIFI」(B460、Micro-ATX)
メモリー Crucial DDR4-3200 16GB(8GB×2)
ストレージ Samsung「MZVLB512HAJQ-00000」(500GB、NVMe対応)
TOSHIBA「DT01ACA200」(2TB、SATA 3接続)
電源ユニット 750W 80PLUS GOLD
OS Microsoft「Windows 10 Home(64ビット)」
サイズ 200(W)×400(D)×450(H)mm

シンプルな見た目に目を引くワンポイント
ストレージも増設しやすい

 まずはPG-EQの基本的なスペックから見ていこう。PCケースは、Phanteksのミドルタワーケース「ECLIPSE P300 TEMPERED GLASS」を採用している。カラーはホワイトとブラックが用意されているが、今回試用したモデルではブラックが使われていた。

 このケースでは、電源スイッチ部分と、側面に採用した強化ガラス製サイドパネルの下部に部分的にLEDを配置している。LED搭載ケースとしては比較的控えめな光り方ではあるが、ワンポイントのアクセントとして機能していることで、確かな存在感を感じる。

 派手すぎないながらも、ゲーミングPCとしてしっかりと主張が見られるのが魅力といえる。PCケースの上部には、USBなどのインターフェースとともにLEDのカラー変更ボタンが配置してあり、その日の気分によってワンタッチで気軽にカラーを変更できるというのも嬉しい。

フロントインターフェースはUSB 3.0×2と、LEDカラー変更ボタン、マイク入力/ヘッドフォン出力端子を備える

 フロントパネルは上下に吸気口があるデザインで、通気性は十分。なお、このフロントパネルは取り外しが可能だ。パネルを取り外すと、下の部分に3.5インチのHDDなどを搭載できるマウンター付きストレージベイが2基備えられている。

フロントのパネルは取り外しが可能。下部にストレージベイが搭載されている

ストレージベイはマウンター付きで、3.5インチのHDDが2基搭載可能。標準で2TBのHDDが1基搭載されている

 裏配線用の間仕切りを搭載したPCケースでは、ストレージベイはマザーボードとは反対側、ケーブルが集約された側面に来ている場合が多い。その場合、ストレージベイをふさがないようにケーブルを配線すると、取り回しの自由度が下がり、難易度が上がる。かといってストレージベイをふさいでしまえば、新たにストレージを追加したり、一度格納したストレージを交換したりすることも難しくなる。

 その点、このPCケースではフロントからストレージベイにアクセスできることで、ケーブル配線時に気を使う必要もなく、ストレージの追加・交換もしやすい。昨今はOS起動用のシステムストレージだけでなく、データ保存用のストレージもM.2 SSDにすることも多いが、各種データの保存やバックアップなどで容量単価の安い3.5インチHDDなどもまだまだ需要がある。

サイドパネルを外してみた様子

 側面に強化ガラスパネルを採用していることで、ケース内の様子は外部からも確認可能。Micro-ATXマザーボードのMSI「B460M PRO-VDH WIFI」を採用した構成でスペースが広くとられており、裏配線もあるのですっきりとした印象だ。

 せっかく内部空間に余裕があるので、フロントやトップにファンを追加してもよさそうだ。標準ではリアファン1基のみを搭載しているが、前述したとおり通気性は十分なケースなので、ファンを増やすとより高い冷却効果が見込めるだろう。

フロントにはファンが搭載されていないので、エアフロ―強化のために追加するのもアリ

 CPUクーラーは、標準ではIntelの純正クーラーを採用している。ビデオカードはLeadtek製のRTX 3070搭載ダブルファンモデル。その他は、Samsung製の500GB M.2 SSD、Crucial製のメモリー16GBといった構成になっている。

 BTOメニューでは、簡易水冷式のCPUクーラーに変更することも可能。ちなみにマザーボードも変更可能で、Z490チップセットのゲーミングモデル「MPG Z490 GAMING EDGE WIFI」や「MPG Z490 GAMING PLUS」などを選択可能だ。

CPUクーラーは標準ではIntel純正のものを使用。BTOで変更もできる

試用機では、ビデオカードはLeadtek製のものを使用。ベースクロック1500MHz、ブーストクロック1725MHzのため、OCモデルではない

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