DATAFLUCT、街づくりや防災/環境負荷の軽減に向けた12種類のBI/BAツールを開発
DATAFLUCTは1月29日、都市インフラや施設、運営業務を最適化し、企業や生活者の利便性・快適性を向上させるサービス群「DATAFLUCT smartcity series.」を開発したと発表した。
12種類のBI(Business Intelligence)およびBA(Business Analytics)ツールからなり、政府が推進する、スマートシティ/スーパーシティの構築を通じた「Society5.0」の実現に活用できるという。
環境や設備稼働、生活者の属性や行動などを集約した「スマートシティデータレイク」を用い、分析・シミュレーションして最適なモデルを構築する「デジタルツイン技術」を採用。その結果を都市の課題である「防災/環境負荷の軽減」、「移動とエネルギー」、「にぎわいの創出」をテーマにした各サービスで活用し、企業や生活者の利便性・快適性の向上につながる現実世界での意思決定の最適化に貢献するとしている。
主なサービスとしては、防災/環境負荷の軽減を可能とする「DATAFLUCT co2-monitoring.」、エリアのハザードリスクを可視化・予測する「DATAFLUCT resilience.」、宅地開発によって市街地が無秩序に拡散するスプロール現象の進行度を衛星データ解析によって可視化・特定する「DATAFLUCT aline.」、交通データからダイナミックマップを生成する「DATAFLUCT mobility.」、地域の観光状況を可視化する「DATAFLUCT machiyado.」などが用意される。
同社では、DATAFLUCT smartcity series.のコンセプトに共感し、実証実験のパートナーとなるスマートシティ/スーパーシティを推進する事業者や地方自治体を募集している。