MoGo Pro+の映像をベストコンディションで楽しむ方法
MoGo Pro+の映像をチェックしてみよう。Android TVからAmazonプライム・ビデオの映像を再生してみた。精細感は十分に感じられるし、色合いはとても素直だ。単板DLP方式の課題とされているカラーブレイキングノイズ(色残像)は時折散見されるものの気になるレベルではない。
300ルーメンという明るさが、昼間の映像鑑賞にどこまで通用するか試してみた。やはりカーテンを開け放ったままもとても明るい部屋では映像が若干力負けしてしまうので、遮光カーテンを閉めたり、夜間であれば部屋の照明を少し暗くするとストレスなく視聴できた。ドラマやバラエティ系の映像コンテンツを気軽に楽しむのであれば十分に役割を果たしてくれる。
ただ、やはり映像のコントラスト再現は少し物足りなく、ニュアンスが平板であるように感じられる。映像の明暗でストーリー性を引き立たせるシリアスな映画やドラマを再生すると、役者の表情がわかりづらい場合があったり、ダークスーツを身にまとう役者の衣装のディティールなどに気がつけなくなる。
夕陽を撮影した写真を投射してみても、もう少し空の色のグラデーションをきめ細やかに再現してほしいと感じた。画質優先で考えれば、やはり800ルーメンの明るさを備える上位モデルのHaloを選ぶべきかもしれない。
MoGo Pro+ではAndroid TVにそのままNetflixアプリをインストールして見ることができない。もしNetflixが見たい場合は先にGoogle Playストアから「XTV Manager」という名前のアプリをダウンロードして、このアプリ上にNetflixをインストールして視聴する格好になる。
手順についてはXGIMIの輸入代理店ビーラボのWebサイトに紹介されているので参考にしてほしい。なお、テレビ放送の見逃し視聴であれば、TVerやAbemaがある。DAZNはスポーツ映像の宝庫だ。