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Android TV搭載プロジェクターXGIMI「MoGo Pro+」レビュー 自動台形補正/オートフォーカスが優秀

2020年12月29日 10時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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500ミリリットルのペットボトルとサイズを比較

出し入れ自在のコンパクトな一体型スマートプロジェクター

 MoGo Pro+はAndroid TVを搭載するスマートプロジェクターだ。本体価格は8万80円(税込)。Android TV搭載のスマートプロジェクターをラインナップに数多く揃えるジミーの最新モデルは本体の高さが約14.7cm、質量は900g。内蔵バッテリーをフルにチャージすると、約2〜4時間の動画再生が楽しめる。本体内蔵のスピーカーで最大約8時間の連続音楽再生ができるスタミナを備えた。

 MoGo Pro+のようなスピーカーやスマートOSを一体化したポータブルプロジェクターの良い所は、この1台で本格的なホームシアターが楽しめてしまうことだ。多くのプロジェクター専用機の場合はほかにビデオプレーヤーだったり、ものによってはコンテンツの音声を楽しむためのアンプやスピーカーの用意が別途いる。MoGo Pro+はとてもコンパクトなので携帯性に優れているだけでなく、使い終わったら収納スペースに片付ければ良いので、限りある部屋のスペースが有効に使える。MoGo Pro+はバッテリー内蔵型のプロジェクターなので、使用時には電源ケーブルも含む一切の結線が不要。部屋の美観も損なわない。

天板に簡易なタッチパネルコントローラーを搭載している

背面にHDMI、USB、3.5mmヘッドホン端子を搭載

 ジミーは本機よりも先に「Halo」というAndroid TVを搭載するスマートプロジェクターを発売している。どちらの製品も投射方式にはフルHD解像度の単板DMD素子によるDLPを採用しているが、上位モデルであるHaloの方がランプの輝度が高く最高800ルーメンの明るさを実現している。そのメリットは例えば、昼間の明るい部屋でも色鮮やかで視認性の高い映像が楽しめることなどに反映される。

 本体のサイズはHaloの方が一回りほど大きいぶん、内蔵するサウンドシステムはよりパワフルだ。なおMoGo Pro+とHaloが搭載するサウンドシステムのチューニングには、ポータブルオーディオの良質な製品を数多く展開するharman/kardonが携わっている。

左が上位機種のHalo。サイズはひとまわりほど大きい

側面からのサイズ比較。奥行きサイズもMoGo Pro+はだいぶスリム

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