ソフトバンクが12月22日、新ブランド「SoftBank on LINE(仮称)」を発表した。オンライン専用のプランとして、月間データ容量20GB、月額2980円(以下すべて税抜き)を売りにしている。
12月3日にNTTドコモが新料金プラン「ahamo(アハモ)」を発表しているが、まさにソフトバンクからの「対抗策」と言えるだろう。NTTドコモの発表からたった3週間で、別会社であったLINEモバイルの子会社化と吸収合併を決断し、LINEをベースに新料金プランを作り、発表にこぎつけたのは、ソフトバンクならではのスピード経営の賜物(たまもの)と言えそうだ。
しかもソフトバンクはメインブランドのプランである「メリハリプラン」も改訂してきた。「メリハリ無制限」という新プランは12月18日にNTTドコモが発表した「5Gギガホ プレミア」の対抗であることは間違いない。こちらはなんと4日で対抗策を打ってきたことになる。かつてソフトバンクは携帯電話事業参入時に「他社が新料金プランを発表したら24時間以内に対向値下げをする」と宣言したものの、いつの間にかなかったことになっていたが、久々にソフトバンクの「本気」を見たような気がする。
ただ、ネット上ではSoftBank on LINEに対して「ahamoを真似しただけのプランであり、横並びでしかない」という批判の声もあるようだ。
とはいえ、通信業界では「横並びにしてくるのが常識」であり、むしろ、横並びにするのが「勝ちパターン」とも言えるのだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第278回
トピックス
銀行職員のBeReal騒動はなぜ起きた 問うべきはリテラシーではなくスマホ管理だ -
第277回
トピックス
ドコモ、ソフトバンクも始めた「Starlink Direct」 KDDIが打ち出す“中身”の違いとは -
第276回
トピックス
ソフトバンク、独自のAIスマホを発売へ グーグル相手に勝算はあるのか -
第275回
トピックス
日本のミリ波どうなる? カギを握るのはやはりiPhoneか -
第274回
トピックス
iPhoneが変えた日本 キャリアとメーカーを揺るがした20年 -
第273回
トピックス
ANAモバイル開始、その裏で存在感を放つIIJ JALとの違いも鮮明に -
第272回
トピックス
アップル、グーグルに引き離される可能性 Androidを変える「先回りAI」の衝撃 -
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か -
第269回
トピックス
通信費が0円に? 楽天がモバイルWi-Fiをバラまく本当の狙い -
第268回
トピックス
mineoが“フルMVNO”に挑む理由 格安スマホ市場の変化が背景に - この連載の一覧へ












