旭化成エレクトロニクス社火災による生産影響と当社の対応について
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社(所在地:大阪府東大阪市、代表取締役社長:大朏 宗徳)は、本年10月に旭化成エレクトロニクス株式会社(以下AKM)の半導体製造工場にて発生いたしました火災により、当社オーディオ製品にて採用しておりますデジタル/アナログコンバーター(以下DAC)の調達が困難になりました件に関して、該当するDACを採用している主要製品の生産継続の見通しが立ちましたことをお知らせいたします。
1.AKM半導体工場火災による影響
本件は10月20日、AKM半導体製造工場にて発生いたしました火災によりAVレシーバーをはじめとする当社オーディオ製品にて採用しております主力DACの調達の見通しが立たなくなる問題が発生いたしました。AKM半導体製造工場の復旧には相当な時間がかかる見通しであり、当該部品を採用している当社製品についても生産見通しが立たなくなる事態に直面いたしました。
2. 当社の対応について
AKM製DACを採用しております主要製品について、当問題発生時より代替DAC製品の検討および設計変更を行いつつ、生産計画の見直しを行い、当該製品生産の継続を検討してまいりました。その結果、各製品の代替DACによる生産継続の見通しが立ち、2021年3月より生産開始が見込める状態となりました。マレーシアの自社工場 Onkyo Asia Electronics Sdn. Bhd.及び関係会社 S&O Electronics(Malaysia) Sdn. Bhd.にて設計変更を行った機種の全世界に向けた生産を開始する予定です。
3.設計変更対応機種(日本国内向け)
*オンキヨーブランド製品
・TX-SR393(5.2ch AVレシーバー)
・TX-NR696(7.2ch AVレシーバー)
・HT-S3910(5.1ch Home Theater パッケージ)
*パイオニアブランド製品
・VSX-834(7.2ch AVレシーバー)
今回の火災事故において、旭化成エレクトロニクス社におかれましては心からお見舞い申し上げますと共に1日も早い復旧を祈念いたします。
【関連リンク】
半導体製造工場の火災について (状況のご報告)*旭化成エレクトロニクス社報道発表より
https://www.akm.com/jp/ja/about-us/news/information/20201030-information/
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