しっぽが動くセラピーロボットに小さいサイズが登場、「Petit Qoobo」発売へ
価格は9900円
ユカイ工学は12月14日、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」のひとまわり小さいサイズのしっぽロボット「Petit Qoobo(プチ・クーボ)」を発表した。価格は9900円で、12月19日に発売する。
Qooboは2017年に開発をスタート。しっぽの動きを再現する機構やプログラムを開発し、膝に乗せたり抱き上げたりするときにちょうどいい重さやサイズ感、撫でた時の気持ちのいい手触りにこだわったという。2018年11月に誕生したQooboは、日本だけでなく、US・台湾・香港・シンガポールでおよそ1年で累計販売数1.5万台を突破した。
Petit Qooboは、Qooboユーザーの要望から、連れて歩きやすいサイズ感と、小動物のような動きや存在感を目指して開発した製品。Qooboよりひと回り小さいサイズで、撫でるとしっぽを振って応え、周囲の音や声に反応してしっぽが動くほか、抱き寄せると鼓動を感じられる。カラーバリエーションはグリ(灰)、マロン(茶)、ノワール(黒)、ブラン(白)の4色。
本製品は2020年3月にクラウドファンディングを開始し、目標金額の2671%(支援総額1335万9080円、支援者数1330人)を達成した後、6月より事前予約を開始。発売前の予約注文数はクラウドファンディング支援数とあわせて2500台を超えたという。
充電式で、4時間ほどの充電時間でおよそ8時間動作する(稼働頻度による)。サイズはおよそ幅28×奥行き21×高さ11cm、重量およそ0.6kg。