簡単・お手軽に飲食店の予約システム・サブスク対応ホームページを作ってみた
あなたのお店も無料で予約システムや決済機能付のビジネスページが持てる!「SELECTTYPE(セレクトタイプ)」
2020年12月22日 11時00分更新
ビジネスでホームページを運用する場合、様々な機能が欲しくなる。飲食店や美容院なら予約システムが必要だし、展示会や講演を開催するならイベント管理システムが必要となる。顧客の意見を収集したり、採用の応募を受け付けるためにはメールフォームやアンケートも用意したい。将来は、顧客管理も行いたいし、サブスクリプションサービスも提供したいと考えているかもしれない。そうなれば当然決済機能も欲しいところ。
世の中には、予約システムも顧客管理システム(CRM)もサブスクリプションサービスも決済システムも、それぞれに様々なサービスがある。しかし、予算の限られている中小企業では、ホームページの外注をはじめ、それらすべてを契約するのは難しい。そもそも、まったく異なるツールを3つも4つも運用するのも手間がかかる。
そこで今回紹介するのは「SELECTTYPE(セレクトタイプ)」。基本無料から利用でき、超簡単にホームページを作成できるうえ、高機能な予約システムや決済システムを利用できるサービスだ。
デザインやITに詳しくなくても
高機能なビジネスホームページを構築できる
予算が潤沢でない企業にとってはホームページの構築は悩みの種だ。もちろん、自分のビジネスについて訴求したいことはたくさんある。しかし、ウェブサイトのデザインとなると専門知識が必要になるので、自分で作るというのは難しい。ホームページ作成会社は多々あるが、想像以上に高いので驚く人も多い。毎月のメンテナンス費用が発生するのも手を出しにくいところだ。
「SELECTTYPE」なら簡単操作でホームページを構築できる。自分で作れるので外注費がかからないし、何より修正や改善が気軽にできる。外注しているといちいち修正指示を出し、何日か待つ必要があるが、自社でなら即作業できる。しかも、料金が発生しない。
「SELECTTYPE」には、プロが作った多数のテンプレートが用意されており、自分で作るよりははるかに格好いいデザインのホームページを簡単に構築できる。テンプレートを利用する分、サイト構成自体はシンプルになるが、十分、自社の手掛けるビジネスの魅力が伝わるサイトが作れるだろう。
作業はとても簡単で、ダミーで入っている写真やテキストを差し替え、必要に応じてパーツの表示/非表示を切り替えればいい。慣れれば、数分でホームページが作成できてしまう。
早速、作ってみることにしよう。今回は、飲食店のホームページを構築してみる。将来的には飲食店でも営みながら、ライター家業と二足の草鞋も……なんて妄想を抱く専業ライターも、実は多いのだ(笑)。
まずは、「SELECTTYPE」のホームページから無料のアカウントを作成し、「ホームページ」メニューから「かんたんページを作る」をクリックする。
テンプレートは飲食業だけでなく、教育や医療、施設、イベント、美容、レジャー、カウンセリング、ビジネス、ホテルなど、様々な業界向けに用意されている。例えば、教育ならお固めの学習塾用テンプレートとお洒落な料理教室用のテンプレートが用意されているなど、気配りが細かい。多数のテンプレートの中から、ビジネスのイメージに近いものを選ぼう。
作成画面では、ロゴやメイン画像、サービス、企業情報などの項目をカスタマイズしていく。「編集」をクリックして編集画面を開き、画像を差し替えたり、紹介文を入力していこう。
テンプレートの改修作業は、自分のホームページに欲しいと思う項目については店舗に合った内容に書き換えていき、不要だと思う部分に関しては、「非表示」にしておけばいい。
凝り方次第では、YouTubeの動画を貼り付けることだってできる。どこまで凝るか、というのでも変わってくるが、はじめからすべてをきっちり作りこまなくても、最低限必要な要素だけを「表示」設定しておき、徐々に表示する項目を増やしていくのでもいいだろう。
ビジネスの紹介文が作ってあるなら、数分で作業できるので、コンテンツのメインとなる「サービス」紹介部分はしっかり作り込んでもいいだろう。とは言え、これもWord文書を作成するように、テキストを入力して画像を貼り込むだけなので決して難しくはない。「SELECTTYPE」を利用して手っ取り早くホームページを作成しようと思うのであれば、あらかじめ以下のものを用意しておくといいだろう。
これだけ用意しておけば、即ホームページがつくれる!
・事業や店舗の魅力が伝わる紹介文
・事業者や店舗、サービスのイメージ写真数点
・事業所、店舗の所在地、連絡先、営業時間などの基本情報
テンプレートを選択し、自分の店舗に合った内容に書き換えていくだけで出来上がるデザインは確かにシンプル。しかし、項目を絞り込むことにより、素人でもホームページが作れるのは嬉しいところだ。操作に慣れてきたら、徐々に欲しい機能やメニューを追加していけば、さらに凝ったホームページに仕上げていけるだろう。