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DATAFLUCT、データサイエンスを応用した移動販売「WHEEL kitchen」実証実験

 DATAFLUCTは11月11日、移動販売プラットフォーム事業「WHEEL kitchen(ウィール キッチン)」の実証実験を発表した。

 同社はビッグデータ分析サービスを開発するデータサイエンス・スタートアップスタジオ。衛星データの活用から人流・気象・マーケティングデータなど、 あらゆるデータを自社に蓄積することで多彩なサービスを展開する。

 コロナ禍による外出自粛のなかで飲食店や小売店など多くの店舗にとって厳しいビジネス環境が続き、消費者にとっても、気軽に外出でのショッピングやグルメを楽しむことが難しくなっていることを受けた新事業の実証実験。予約の取れない人気店やいつか行ってみたい憧れの店を、移動販売による弁当という形で自宅の近くに届けるプレミアムな移動販売。

 データサイエンスを手がける同社の知見を生かし、 WHEELでは天候や人流などのビッグデータ分析によって最適な販売地・価格を導き出し売上を最大化。 需要予測による適切な発注量を店舗に通知し、食品や材料のロスも回避。ウェブカメラで通行人・客の行動を匿名化した上でモニタリングし、注目度の高い商品の特定やサイネージのデザイン向上に活用発注量の決定から販売までをWHEELが一貫して行なうため、店舗は調理のみにリソースを割くことができるという。

 実証実験はおよそ1ヵ月間の想定し、2021年の本格運用以降にはグルメに続く新ラインの展開も予定。 本格運用に参画する店舗や、スペース活用を考える土地保有者を随時募集している。

 実証実験では、ミシュラン三ツ星シェフ江崎新太郎氏によるヘルシーな和食弁当「えさきのおべんとう」の和食弁当各種のほか、 江戸前鮨店「麻布十番 秦野よしき」が参画。11月11日9時からLINE公式アカウント@wheel_kitchenにて予約可能。販売は11月20日~12月19日(日曜日を除く)、11時30分~15時にワールド北青山ビル 屋外スペース(東京都港区北青山3-5-10)にて販売する(※商品の販売状況などにより変更となる場合がある)。

■メニュー(一例)

えさきのおべんとう「新懐石弁当」(1500円)

麻布十番 秦野よしき「バラチラシ」5500円

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