ゲームを続きからプレイするには最強!?「Xbox Series X」の魅力とは

2020年11月05日 23時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

従来どおりUHD BDや音楽CDなどのメディアや
mp3、mp4の音楽、動画ファイルも再生可能

 光学ドライブはXbox One X同様にUltra HD Blu-ray(UHD BD)に対応。UHD BD作品の再生はもちろん、DVDや音楽CDの再生もできる。

 また、USBメモリー内のmp3やmp4動画の再生もアプリの「メディア プレーヤー」経由で行なえる。こうしたBlu-ray作品などの再生や、音楽・動画ファイルの再生は、従来機と何ら変わらない。PS4はmp3の再生や音楽CDの再生ができなかったので、こういったメディアプレーヤーとしての高い汎用性は、Xboxの魅力のひとつだ。

 編集部にはXbox One Xはなく、初代Xbox Oneのみがあったため、それと比較したところメディアプレーヤーでmp3ファイルを開くと、Xbox Oneだとサムネイルの表示に時間がかかったが、Xbox Series Xだと瞬時に表示された。こういった細かい快適さも、より高性能になった恩恵だと感じる。

USBメモリーを挿すと、メディア プレーヤーで上記のように表示される。中に入っているフォルダーも確認できるため、フォルダー分けして動画や音楽を入れておき、楽しむこともできる

mp3のサムネイルも表示される

Xboxアプリを使えば簡単にリモートプレイも可能

 もちろん、リモートプレイにも対応する。スマホの場合、Xboxアプリをインストールし、Xbox Series Xと同じネットワークに接続、同じアカウントでログインすれば、簡単にリモートプレイが行なえる。

Xboxアプリにてログインすれば、Xbox Series Xでのプレイ情報なども同期して表示される。リモートプレイをする場合は、上部右のベルのアイコンの左横にあるアイコンをクリック

「このデバイスでリモート再生」を選択

 リモートプレイ開始前に、スマホとコントローラーをBlutoothで接続するように促されるので、スマホのBluetooth接続画面でコントローラーと接続。ペアリングは、コントローラーのType-Cポートの傍にあるボタンで押し、Xboxのロゴが点灯から点滅に変わったら行なえる。

コントローラーを接続すれば、スマホでXboxのゲームがプレイできる

筆者私物の「ROG Phone 3」でも簡単に接続できた

 今回の期間では無線LANの環境が悪い編集部でしか検証できなかったため、通信環境までテストしなかったが、Wi-Fi接続であれば遅延も少なく快適にプレイできそうだった。ただし、Xbox Series Xは、ライバルであるPlayStation 5が最新規格のWi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応しているのに対して、無線LANがWi-Fi 5(IEEE802.11ac)まで対応になっている。そのため、有線LAN接続経由と、無線LAN接続での快適度も異なり、無線LAN接続経由ではリモートプレイにおいてPlayStation 5より劣る可能性は高い。

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