最高性能のカメラをアウトでも
フロントでも利用できるのが最大のメリット
カメラスペックは広角(6400万画素、f/1.8)、超広角(1200万画素、f/2.2)、望遠(800万画素、光学3倍、デジタルズーム12倍)を搭載。6400万画素の広角カメラは、Quad Bayer technologyにより1600万画素、ピクセルサイズ1.6μmとしても使える。
スケジュールの都合でカメラテストは曇天で実施したが、画質は基本的に良好だと思う。強い色が入ってもホワイトバランスは適切。12倍デジタルズームで撮影した写真は大画面で見ればノイズや塗り絵感が目立つが、15インチぐらいのディスプレーなら実用レベルの画質だと感じた。
夜景モードは広角カメラと超広角カメラで利用可能で、明るく、比較的ノイズが少なく撮影できる。ただ白飛びが強いことが気になった。この点はソフトウェアアップデートで改善されることを期待したい。
フリップカメラ最大のメリットは、最高性能のカメラをアウトでもフロントでも利用できること。たとえば自撮りでも夜景モードを使えるわけだ。アウトカメラは改善してほしい点はあるものの、フロントカメラはトップクラスの性能を備えていることは間違いない。
トリプルカメラで自撮りできるのは
ZenFone 7/7 Proだけ!
現時点でAndroid最速のSoCを搭載し、フリップカメラを3眼化したZenFone 7 Proは前モデルから着実に進化を遂げている。トリプルカメラによりさまざまな画角でセルフィーを楽しみたいという方に、唯一無二の存在と言えよう。
ZenFone 7 | ZenFone 7 Pro | |
---|---|---|
ディスプレー | 6.67型有機EL(20:9、90Hz対応) | |
画面解像度 | 1080×2400 | |
サイズ | 約77.2×165×9.6mm | |
重量 | 約235g | |
CPU | Snapdragon 865 2.84GHz(オクタコア) |
Snapdragon 865 Plus 3.1GHz(オクタコア) |
内蔵メモリー | 8GB | |
内蔵ストレージ | 128GB | 256GB |
OS | Android 10 | |
対応バンド | 5G NR:n1/2/3/5/7/8/12/20/28/38/77/78 LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19 /20/26/28/29/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/3/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
|
DSDV | ○(5G+4G) | |
無線LAN | Wi-Fi 6 | |
カメラ画素数 | 64メガ(標準)+12メガ(超広角)+8メガ(望遠) | |
バッテリー容量 | 5000mAh(最大30W充電対応) | |
生体認証 | ○(指紋) | |
防水・防塵 | × | |
SIM | nanoSIM×2 | |
USB端子 | Type-C | |
イヤホン | × | |
カラバリ | オーロラブラック、パステルホワイト | |
発売時期 | 10月23日 | |
予想実売価格(税抜) | 8万5800円 | 9万9800円 |
この連載の記事
- 第508回
スマホ
たたんでも極薄9.2mm! 世界最薄折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を試す - 第507回
スマホ
シャオミの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」は2億画素カメラに防水防塵など必要な機能が揃って6万円以下 - 第506回
スマホ
Galaxy Z Fold Special Editonを最速レビュー! 厚さ10.6mmの薄型折りたたみスマホ - 第505回
スマホ
シャオミの折りたたみ機「Xiaomi MIX Fold 4」は閉じても9.47mm! ライカカメラ搭載の激薄機をレビュー - 第504回
デジタル
唯一無二の3つ折りスマホ「HUAWEI Mate XT Ultimate Design」を早くも触った! 40万円の価値アリ! - 第503回
スマホ
シャオミのフラッグシップキラー「POCO F6 Pro」はハイパワー、急速充電、カメラのエモさが魅力 - 第502回
スマホ
vivoのカメラフォン「X100 Ultra」はカメラグリップでコンデジに変身する - 第501回
スマホ
1型センサーで世界一カメラのファーウェイスマホ「Pura 70 Ultra」はデジカメとして使いたくなる - 第500回
スマホ
サムスンの指輪型デバイス「Galaxy Ring」を使って変わった健康への意識 - 第499回
スマホ
サムスン「Galaxy Z Fold6」は折りたたみに加えてAIでビジネス機能が大幅強化された