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「NoMaps2020」いよいよ開幕、注目すべきポイントは

特集
次の社会・未来を創るコンベンション「NoMaps2020」レポート

 クリエイティブな発想や技術で次の社会・未来をつくることを目指すイベント「NoMaps2020」が10月14日に開催される(主催:NoMaps実行委員会)。

 10月14日~18日の5日間にわたっての開催となり、今回は、コロナ禍での開催にあたり、「beyond」と初めてテーマを掲げ、距離的な制約を超える「オンライン」と、今の状況を超えるリアルな場づくりに挑戦する「オフライン」の二軸を設定し、トークセッション、展示、交流会、映画や音楽のイベントなど100以上のプログラムを展開。また、今年は参加無料(札幌国際短編映画祭を除く)とし、誰でもどこからでもNoMapsに参加することが可能。主な見どころを紹介する。

 注目ポイント1は、40本以上のカンファレンスが今年は無料で公開。例年は有料で開催してきた「NoMapsビジネスカンファレンス」はNoMapsのYouTubeチャンネルをメインに、ZoomやFacebook Liveなどを活用して公開される。さまざまなテーマと多彩なゲストを招いて開催され、オープニング・セッションではションでは、台湾デジタル大臣のオードリー・タン氏をゲストに迎え、これからの市民と技術が寄り添うソーシャルイノベーションについて伺う。

 なお、リアルタイムでの視聴が難しい、または繰り返し視聴したい方は有料(1000円/Peatixにて申込)でNoMaps主催のセッションが11月末までいつでも視聴可能なプランを用意(詳細はウェブサイトを参照のこと)。

 注目ポイント2としては、人と人、人とアイデアを結びつけて新しい価値を生み出す機会を大切に考えるNoMapsとして、交流の場を提供。今回はオンラインでも開催されるため、オンラインでもリアルで会う状況に近い場所を作りたいとしてオンラインネットワーキングシステム「Ovice」を活用し、NoMapsバーチャルラウンジを開放。登録不要で、誰でも無料で利用できるほか、期間中はミートアップイベントも開催。

 注目ポイント3は、学生がつくる未来「NoMaps for Students」を本格始動。Students」が本格始動。行動したい学生や、学生と連携したい企業を結びつけるほか、学生が主体となった企画を立案実施する。NoMapsカンファレンスでは学生チームが企画する3本のトークセッションや、NHKと連携したラジオ番組などを展開。

 注目ポイント4は、エンタメ実証実験「SYNCHRONICITY 2020」。コロナ禍において新しいエンターテイメントの可能性を探る実証実験で、街と音楽がシンクロ。ユーザーのスマホから流れる音楽と、光などの街そのものに仕込まれた演出が同期する(10月16日・17日の17時30分~21時に札幌北3条広場アカプラにて開催)。

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