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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第162回

在宅が多くなってデータ利用量が極端に減った人に向いた格安SIMを探した

2020年10月04日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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ほとんど使わなければ月480円というプランや
電話かけ放題で容量も柔軟なプランも登場

 まず、IIJmioから8月に登場した「1GB従量制プラン」は、月480円という金額を前面に出したプラン。11月7日までのキャンペーンでは加入から6ヵ月、1GBのデータ通信と音声通話がついて月480円、この期間は1回10分までの通話定額オプションも無料だ。なお、7ヵ月目以降は月1180円で、無料通話オプションも有料(月830円)。

格安SIMの各プランのデータ利用量に応じた請求額

キャリア・プラン 0.5GB 2.5GB 4.5GB 19.5GB 上限
IIJmio・1GB従量制プラン 480円 900円 1300円 4300円 20GB
日本通信・合理的かけほプラン 2480円 2480円 2980円 6730円 30GB
y.u mobile・シングルプラン 1690円 1690円 2290円 6190円

※IIJmioの従量制プランは最初の6ヵ月間の費用、7カ月目以降は700円プラス ※y.u mobileは容量とチャージ分を無期限で繰り越し可能。10GBチャージの割引もあり

 また、プラン名からもわかるように1GBごとに料金が上がっていく従量制だが、最初の1GBのみ220円、以降は1GBあたり200円と、比較的安く大容量を使うことができる。また、上限値はIIJmioのウェブサイトからあらかじめ設定しておくことが可能で、使い過ぎを防ぐことができるし、月途中でもその上限値は変更できるので、料金を見ながらの対応が可能だ。

 次にテレワークなどで通話が爆発的に増えてしまいそうな人には、7月に登場した日本通信「合理的かけほプラン」も注目。月2480円で国内通話がかけ放題、MVNOの格安SIMにありがちな専用アプリやプリフィックス番号を付けての発信が強いられることもなく、普通に電話をしてもかけ放題となるプランだ。

日本通信「合理的かけほプラン」は月2480円で話し放題+月3GBという新SIM。テレワークで通話の機会が増えているという人には特に便利

 データ量についても基本は月3GBだが、1GBあたり250円のプラスで最大30GBまで利用できる。こちらもIIJmioと同じく、あらかじめ上限値を自由に設定できて、月途中でもその上限は自由に変更可能。完全定額通話が付いていることを考えれば、かなりお得に利用できそうだ。ほぼ同じサービスは、HISモバイル「格安かけ放題プラン」でも提供されている。

 また、最近登場した格安SIMには、追加チャージが割安なものが多い。昨年11月に登場したOCN モバイル ONEの新コースでは1GBあたりの追加チャージが500円。今年3月開始のy.u mobileは1GBあたり300円。上記のIIJmioや日本通信には及ばないにしろ割安だ。

 なお、y.u mobileは容量が少ないプランが出ているわけではないが、通信量が無期限繰り越しという特徴がある。3GBのプランで2GBしか使わずに半年経過すれば、6GBぶんの繰り越しが発生する計算で、突然多く使う機会があっても安心だ。

データ専用のサブ回線という方法も! こちらは月180円~

 メインで使う回線のプランを変更するだけでなく、データ用にサブ回線を用意する方法もある。月の途中で通信量が必要になってもすぐ対応できる回線はあまり多くないなか、日本通信の「190PadSIM」はデータ専用回線で、月190円から維持できることが特徴。

サブ回線向けに使えるデータSIMと利用量ごとの請求額

キャリア・プラン 0.5GB 2.5GB 4.5GB 19.5GB 上限
日本通信・190PadSIM 190円 850円 1450円 ―― 15GB
HISモバイル・ビタッ!プラン 180円 1200円 1200円 5250円 30GB
楽天・Rakuten UN-LIMIT 0円 0円 0円 0円

※Rakuten UN-LIMITは最初の1年間は無料、楽天回線エリア以外の利用は月5GBまで

 190円で利用できるのは月100MBまでで、それ以降は1GBで480円、3GBで850円と使用量に応じて料金が上がっていく。上限は15GBの月3280円で、上限設定も可能なので、使い過ぎも防げる。HISモバイル「ビタッ!プラン」も、課金単位が違うだけで似たような料金で利用できる。こちらは最低月180円で上限が30GB。

HISモバイル「ビタッ!プラン」も維持費が安いSIMだ

 サブ回線はモバイルルータや2台目のスマートフォンで利用するほか、2枚のSIMが挿入できるDSDV対応スマートフォンなら、さらに便利に使える。

長期契約の縛りもない時代、柔軟に乗り換えが吉となる可能性

 「新しい生活様式」のもとでは通信量が大きく変化したという人は多いはず。料金プランの変更だけならまだしも、キャリアを乗り換えたり、新たにデータ通信用のサブ回線を設けたりするのはなにかと面倒と思うかもしれない。しかし、今ではショップに行かなくてもネットや電話を使って完了することが多いし、想像よりもハードルは低い。

 また、今では以前のような長期契約の縛りは小さくなっている。乗り換え後に再度乗り換えたり、元のキャリアに出戻ったりしても大きな負担なくできるようになった。

 今、MVNOの格安SIMに乗り換え、来年以降に海外出張などが生じても、必要があればすぐに3大キャリアに乗り換えればいいのだ。半年間でも料金を抑えれば費用差は大きいし、再加入のときの端末購入で割引が受けられる可能性もある。

 今までキャリア乗り換えをしたことのない人でも、現在の状況はいいタイミングという可能性がある。ぜひ手間や手数料などを踏まえて、必要とあれば乗り換えを検討してほしい。

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