ジェネクスト、スマホで社用車の交通違反を検知する「AI-Contact モバイル」
9月30日「交通事故死ゼロを目指す日」に提供開始
交通安全事業を手掛けるジェネクストは9月25日、スマホで交通違反を自動検知し事故を防止する企業向けアプリ「AI-Contact モバイル」を、内閣府が設けた「交通事故死ゼロを目指す日」である9月30日より提供開始すると発表した。
AI-Contactは、準天頂衛星「みちびき」を活用した高精度の位置情報と、全国の標識情報データベースを照合させ、社用車の交通違反を可視化する企業向け事故削減サービス。2018年からサービスを開始しており、導入企業では例年40件以上の事故があったところが導入後0件になったり、自動車保険料が1億円以上のコストカットにつながったりするなどの効果を上げているという。
これまで、専用の車載端末を購入・設置する必要があったが、今回のAI-Contact モバイルの開発により、スマホアプリをインストールするだけで利用でき、導入企業の端末購入費用をなくし、運用開始までの準備期間も大幅に短縮できるとしている。
提供価格は初期費用が0円、月額費用が1人あたり1078円(年一括払いの場合)。月払いの場合は1人あたり1408円。
アプリは、App Store(iOS版)、Google Playストア(Android版)から無料でダウンロードできる。利用には、同社の「AI-Contactモバイルプラン」に契約する必要がある。