これからの時代、移動と仕事場を兼ねる
キャンピングカーがベストかもしれない
幕張メッセにて9月19~21日まで開催されていた「東京キャンピングカーショー2020」を取材してきました。筆者は「旅人ITライター」という肩書きで、旅行系の記事やYouTubeチャンネルなども運営しており、移動先で働くワーケーションなどにもこれまでチャレンジしています。
ところが最近はコロナ禍でちょっとした移動もままならない状態。なかなか今までと同じような旅をするのが難しくなってきました。そこで、移動しながら仕事をする相棒として「キャンピングカー」はありなんじゃないかと興味を持ち始めていたところです。
そんなシロウト目線ですが、最近のキャンピングカー、特に自分はひとり旅が多いので軽自動車をベースにした「軽キャン」をメインに、「東京キャンピングカーショー2020」に出展されていた気になる車両をチェックしてきました。
ちょいCam豊 スズキVer.
ユーズネット/ルート
内装の木材はタモの無垢材を使用し、三河家具職人が作り上げており、かなり高級感のある感じ。両サイドの棚から棚へテーブルにもなる板が通してあるので、作業用デスクとしてかなり広めの印象。ノートPCのほか、サブモニターなどを広げても十分なスペースがあります。
電源は105Aのサブバッテリーを搭載して最大600Wまで使用できるので、パソコンなどのIT機器を使うには十分ですが、炊飯器やホットプレートなど調理機器を使うにはちょっと厳しいかも。充電は走行充電と外部充電に加えて、150Wのソーラー充電にも対応しています。シンプルだけど、使いやすくまとまっていますね。
ERMITA(エルミタ)
マックレー
筆者が特に気になっているキャンピングカーが、この軽トラックの上に居住スペースを載せたタイプ。トラックと居住スペースを分離できるので、車検などの際に便利。またそれぞれ買い換えもできるのもいいですね。ただし移動時の乗車は2人までで、運転席から居住スペースへの移動ができないといった欠点もありませ。ただひとり旅が主目的なら大きな問題ではなさそうです。
こちらのモデルはバッテリーへは走行充電か外部充電。オプションでソーラーパネルも搭載できるとのこと。またエアコンもついていますが、エアコン使用時は外部給電が必要。RVパークなど外部から電源がとれる施設なら使用できます。
車内もかなり広く、ちょっとした会議室くらいの大きさ。机もしっかりしているので作業はしやすそうです。また窓も大きく、入り口は網戸の2枚ドアになっているので、エアコンを使わなくても暑さにはかなり対応できそうです。
ロードセレクト コンパクト
カスタムセレクト
パイプを組み込むことで車内を2層にして、4人で寝られるようにしたモデルです。気に入ったところは、高さ調節ができる汎用のパイプを使っているので、さらにカスタマイズがしやすいこと。全面を2層にするのではなく、一部を作業棚用にしてセットできるので、作業机として利用可能。4人での使用が目的ですが、ひとり用と割り切って使いやすくアレンジして使いたいですね。