G-GEAR専用ケースに旬なパーツを満載
G-GEARおなじみの専用ミドルタワーPCケースに、旬なパーツを詰め込んでいる「G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gaming」。
ケースフロントはエアフロー良好なメッシュ加工で、標準装備の120mmファンから冷たい外気を吸気するようになっている。また、パネル裏面には埃などの侵入をカットするフィルターを備えているので、足下に設置した際も安心だ。メンテナンス性も悪くなく、フロントパネルは手前に引くだけで取り外せる。
5インチベイにはDVDスーパーマルチドライブを搭載し、ツールレス仕様の2.5/3.5インチシャドウベイも充実している。
フロントだけでなく、リアも120mmファンを装備。フロントの2.5インチ/3.5インチベイや、マザーボードのM.2 SSDヒートシンク、ビデオカード、CPUクーラーで温まったエアーは、リアから排気されるようになっている。
実測で毎秒5000MBの爆速性能を発揮!
ここからは、G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gaming GF7A-B202/XTのパフォーマンスを見ていこう。まずは最大のポイントとなる、次世代SSDのFireCuda 520 SSD 1TBのポテンシャルをチェックだ。
定番の「CrystalDiskMark」を実行すると、実測でシーケンシャルリード毎秒5009.88MB、同ライト毎秒4287.75MBという速度を記録。PCIe 3.0×4 NVMe SSDの最速クラス品が発揮するシーケンシャルリード毎秒3500MB、同ライト毎秒3300MBを余裕で超える、圧巻のパフォーマンスを発揮している。
すでにPCIeインターフェースのNVMe M.2 SSDを搭載しているPCを使っていると、1.4倍程度向上したアクセス速度の恩恵を体感することは困難だが、これまで最大転送速度6GbpsのSATA HDD/SSD搭載のPCを使っていた人なら、確実に体感できるだろう。
次は、ゲームをプレイした際のロード時間で、ストレージの性能を測ってみよう。ここでは重量級ゲーム「DEATH STRANDING」と「Control Ultimate Edition」の起動(タイトル表示まで)と、セーブデータからのロードに要した時間を計測してみた。
テストはFireCuda 520 SSD 1TBのほか、試用機が搭載している回転数7200rpm HDDのSeagate「BarraCuda 2TB(ST2000DM008)」、さらに高コスパで自作PCやBTO PCでも人気のあるシーケンシャルリード毎秒2500MBクラスのPCIe 3.0×4 M.2 SSDを追加し、起動とロード時間をストップウォッチで計測している。
当然、FireCuda 520が起動、ロード時間が最も短く、リード毎秒2500MB前後の高コスパM.2 SSDからも短縮している。明確に体感できるほどの差とは言えないが、ほかの人とオンラインでパーティーを組んでプレイするMMORPGのレイド戦などでは、数秒のロード時間の遅れがプレイに影響することもある。FireCuda 520搭載のG-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gamingなら不安なしだ。
また、アクセス速度がいくら高速でも、容量が少ないと使い勝手は悪くなるものだが、G-GEAR Powered by Seagate FireCuda Gamingは標準で容量1TBを搭載している。必要なゲームデータが1本数十GBにもなる最新のゲームを複数インストールしても、容量を気にせずに済むだろう。