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トヨタ自動車九州のCO2削減を目指すクリーンテック企業

フォークリフトの充電最適化アルゴリズムを開発する実証実験へ参画

プロジェクトチーム

 アークエルテクノロジーズは8月24日、トヨタ自動車九州とトヨタ自動車九州宮田工場で稼働するリチウムイオン電池搭載のフォークリフトの稼働最適化に向けた実証プロジェクトを8月より開始したと発表した。

 今回の実証プロジェクトは、トヨタ自動車九州の掲げる2050年に工場CO2排出量ゼロを目指す活動の一環で、宮田工場で稼働するリチウムイオン電池搭載のフォークリフトの稼働に関し、購買のための電池の必要個数等のシミュレーション、電池交換を中心とした運用の設計、および、稼働最適化や充電最適化アルゴリズムの開発を行なう。

 充電最適化アルゴリズムの開発については、同社顧問である東京大学先端科学技術研究センター特任助教 辻真吾氏の支援のもと実施する。

電池消費量の分析イメージ

 同社は、デジタルテクノロジーを活用して再生可能エネルギーを最適に利用できる社会システムの構築・支援を行なうCleanTech(クリーンテック)企業。企業に対しエネルギー需給やモビリティー運行の最適化サービスをクラウドにて提供する「脱炭素化プラットフォームサービス事業」のほか、ローカル企業のデジタル化に向け、企画・導入支援や教育支援サービスを提供する「DXコンサルティング事業」を展開している。これまで、大手エネルギー会社のデジタル化に向けた計画策定から実装、交通系企業の生産現場のAI化、新電力企業の業務のデジタル化などを手掛けてきた。

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