RTX 2070 SUPERに32GBメモリー、1TB NVMe SSD&2TB HDDと高水準の性能
無料でRyzen 9 3900XTにアップグレード! 20万円台でゲームにクリエイティブに全方位で活躍する性能のミドルタワーPC「FRGAB450F/WS1/NTK」
全方位に良好なパフォーマンス
続いては、FRGAB450F/WS1/NTKのスペック面も紹介していこう。「Ryzen 9 3900XT」および「GeForce RTX 2070 SUPER」を搭載した本製品は、あらゆる用途において極めて高水準の性能を発揮する。以降のセッションでは、基本的なCPUやストレージ性能のほか、ゲーミング用途でのパフォーマンスを各種ベンチマークで確認する。
まずはCPUの性能を計測する定番ベンチマーク「CINEBENCH」の結果を見ていこう。「CINEBENCH R15」、および最新の「CINEBENCH R20」で、マルチスレッドテストおよびシングルスレッドテストのスコアーを計測している。
CIENEBENCH R15では、マルチスレッドテストのスコアーが3134cb、シングルスレッドテストのスコアーが214cb。メインストリームのデスクトップPC向けCPUとしては屈指のスコアであり、12コア/24スレッドのメニーコアCPUである「Ryzen 9 3900XT」の高い性能を存分に発揮できているといえるだろう。古いバージョンのDirectXを採用したゲームタイトルでパフォーマンスに影響しやすいシングルスレッド性能も高めで、ゲームから配信まで、幅広く活用できるのは間違いない。
CIENEBENCH R20のスコアーは、マルチテストが7130pts、シングルテストが525ptsという結果で、基準となる数値こそ異なるものの、全体の傾向はCINEBENCH R15の各テストと似通っている。
続いてマシンの総合性能を測るベンチマーク「PCMark 10」のExtendedテストの結果も見てみよう。
本テストにおける総合スコアーは8869。CPUからGPU、メモリ、ストレージまで高性能なパーツで固められていることもあり、アプリ起動やブラウジングでの性能を測る「Essentials」やオフィススイートなどでの作業性能を測る「Productivity」はもちろん、画像・動画製作などクリエイティブ系の「Digital Content Creation」、ゲーミング性能の「Gaming」といったテストグループ別のスコアーも極めて良好だ。特に苦手なテストが存在せず、用途を選ばずに使っていけることが分かるだろう。
続いて、ストレージ系のベンチマークも見てみよう。「FRGAB450F/WS1/NTK」は1TBのNVMe SSDに加えてデータ保存用の2TB HDDを搭載しており、容量的には十分なデータの保存が可能だ。
定番の「CrystalDiskMark 7.0.0」での計測は、システムドライブの速度がシーケンシャルリード、シーケンシャルライト共に2000MB/秒前後を記録。NVMe SSDとしてはそれほど高速ではないものの、SATA接続のSSDを4倍近く上回っており、高性能パソコンに求められるストレージとしては及第点だ。
近年のゲームは容量が100GBを超えるタイトルも珍しくないが、1TBの余裕があるため活用しやすいのも評価できる。一方のデータドライブはHDDだけあって、さすがに速度は大きく落ちる。データ容量が大きく、長期間保存しておくような写真・動画などを保管するスペースとして活用するといいだろう。
フルHD~WQHD解像度のゲームまで快適にこなせる良好スペック
基本的な性能を確認したところで、ゲーム系のベンチマークに移ろう。まずはPCの3D性能を計測する定番ベンチマーク「3DMark」の結果から見ていく。テストは「Time Spy」「Time Spy Extreme」「Fire Strike」「Fire Strike Extreme」「Fire Strike Ultra」の計5つを実行した。
DirextX 12系のテストである「Time Spy」2種は、WQHD解像度でのテストとなる「Time Spy」のスコアーが10155、4K解像度のテスト「Time Spy Extreme」が4894と、いずれもまずまずの結果となった。GeForce RTX 2070 SUPERは、性能的にはWQHD解像度のハイエンドゲーミングも快適にこなせるGPUだ。「Time Spy」のGraphics test 1、Graphics test 2におけるフレームレートもおおよそ60fpsほどと、一般的な60Hzのディスプレーとの組み合わせでしっかりと快適な描画ができることが分かる。
DirectX 11を用いたテストであるFire Strike系3種は、フルHD解像度のテストである「Fire Strike」は当然として、WQHDの「Fire Strike Extreme」、4Kの「Fire Strike Ultra」も、一般的なゲーミングPCと比較して非常に高いスコアが出ている。本ベンチマークはかなり負荷が高いが、Graphics test 1のフレームレートを見る限り、「Fire Strike Extreme」までは60fpsを達成できており、高負荷なゲームでもなめらかな描画を実現できるといえるだろう。
続いて、実際のゲーム系ベンチマークもみてみよう。まずは「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ ベンチマーク」だ。画質は最高品質、フルスクリーンの設定で、3種類の解像度での計測を実施している。
フルHD解像度ではスコアーが16561、WQHDではスコアーが14761、4K解像度では8264と、すべての解像度で最高判定の「非常に快適」を達成できている。本ベンチマークはAMD製CPUを使用した場合、特に軽負荷な状態でスコアを稼ぎにくくなる特徴があるが、フルHD解像度でも15000を超えていれば大きな問題はないと思われる。比較的軽快に動くMMOタイトルということで、この手のオンラインゲームであれば、解像度を問わず快適にプレイできるといえそうだ。
続いて、よりヘビーな負荷がかかる「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」での結果を見てみよう。
フルHD解像度ではスコアーが10091、WQHDではスコアーが7414、4K解像度では4356。画質は最高プリセットの「高品質」を選択しているが、フルHDでの評価は「とても快適」、WQHDでは「快適」、4Kでは「普通」で、快適と言える環境はWQHDまで。現行ゲームタイトルでもトップクラスに負荷が高い本作のベンチマークだが、WQHD解像度でも十分なプレイが可能なのは大いに評価できる。4K解像度ではさすがに高品質設定で高いフレームレートを確保できないものの、プレイ自体は問題なく可能だ。
実際にベンチマークで確認したところ、FRGAB450F/WS1/NTKのパフォーマンスは全方位に良好であることが実感できた。フルHD~WQHD解像度までのディスプレーで最新ゲームを満喫するユーザーは当然として、PCゲームから配信まで幅広くこなしたいストリーマー、画像・動画編集用などに活用したいクリエイターまで、ハイエンドパソコンの購入を検討する幅広いユーザーにオススメできる製品だ。
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