製品版は8月14日にSteamで配信予定

ぶっ飛び度100%! 現実的にありえないクモ退治ができるインディーゲーム「Kill It With Fire」に注目

2020年08月01日 14時00分更新

文● 市川 編集●ASCII

現実的にありえない武器でクモ退治!

常備しているクリップボードも武器として使える。だが、現実的すぎてどこか物足りない

では、どうやって憎きクモを倒せばよいのか。最初に使える武器はタスクをチェックできるクリップボードのみで、2発ぐらいでクモを倒せる優れモノだ。こちらは現実的で強力といえば強力だが、クリップボードだけではどうも物足りない。もっとこう、ゲームらしい武器というか、現実を忘れさせるほど強烈な武器がほしいのだ。

火炎噴射できるスプレー缶

リボルバー。1発でクモを倒せる強力な武器だが、ちょこまかと動き回るクモに弾を当てるのが難しい。エイムに自信がある人向け

2連ショットガンも利用可能。装弾数は2発だけで連射性は低いものの、拡散性が高いため複数のクモを倒せる…はず!

新たな武器を求めて部屋を探索すると、火炎噴射できるスプレー缶をゲット。辺り一帯を炎まみれにし、複数のクモを一掃するのに役立つ。火事になることはないので心配無用だ。そのほかにも、ステージを進めればリボルバーや2連ショットガン、手裏剣などぶっ飛び度100%な武器もゲットできる。どの武器も強烈なうえに笑いを引き起こすパワーを秘めている。ストレス解消に最適かもしれない。

隠れているクモを探す探知機。ここまでくると職人、もしくはハンターといっていいだろう

クモをおびき寄せるお菓子

武器だけでなく、プレイヤーのクモ退治をサポートするアイテムも存在する。隠れているクモを見つけたいときは探知機、クモをおびき寄せたいときはお菓子を使うなど、実用性は高いものばかり。ここまでくると職人、もしくはハンターと呼ばれても仕方がないレベルだ。ステージをクリアするにつれて難易度も上がると考えれば、これらのアイテムはかなり重宝するはずだ。

現実だと殺虫剤かスリッパなどを使うことが多い(個人差あり)が、本作で使える武器の種類は幅広く、現実離れしたクモ退治が可能なのだ。製品版では武器の種類が増えるそうなので、どんな武器が実装されるのか気になるところ。

ステータスを強化する要素も

ある条件を達成すると隠しアイテムをアンロックできる。この金庫の中にはいったい何が入っているのだろうか…?

ありえないことだらけのゲーム性だが、一度ハマれば最後まで遊び尽くしたくなる魅力が詰まった本作。クモを退治するゲームはいかにもインディーゲームらしい。クモが苦手な人にはおススメしにくいが、本作をプレイすればクモ嫌いを克服できる…かもしれない。8月14日に発売される製品版に備え、体験版でクモ退治の技術を身に着けておくといいだろう。

ゲーム情報

タイトル:Kill It With Fire:HEATWAVE
 開発 Casey Donnellan Games LLC
 販売 tinyBuild
 ジャンル アクション
 プラットフォーム PC
 プレイ人数 1人
 価格 無料(8月14日発売の製品版は1520円)

Kill It With Fire:HEATWAVEの主なスペック
要件 最低 推奨
CPU 2.4GHz Dual Core 2.4GHz Quad Core
グラフィックス GeForce GTX 760 or Equivalent GeForce GTX 1060 or Equivalent
メモリー 4GB 8GB
ストレージ 2GB利用可能
OS Windows 7(64bit) Windows 10(64bit)

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