格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第157回
ファーウェイ最後(?)のGoogle Play対応機、「HUAWEI nova lite 3+」を買って格安SIMで使った
2020年07月26日 12時00分更新
現時点で問題なく使える機種
オトクな条件で提示されたなら“買い”
では、実際にHUAWEI nova lite 3+が購入してもいい機種かどうかだが、積極的にHUAWEI nova lite 3+を指名して購入するということはないだろう。もう少し足せばシャオミ「Redmi Note 9S」の上位モデルが購入できるなど、優秀なライバルが多い価格帯だからだ。
どちらかというと、格安SIMを加入する際、オトクに購入できるスマートフォンのひとつとして提案された場合に検討する機種となる。
現在、格安SIM加入時に非常に安い金額で提供されるスマートフォンとしては「+」がつかないHUAWEI nova lite 3やASUS「ZenFone Max(M2)」、同じくASUSの「ZenFone Live L1」などが見られる。そのなかではストレージ容量では64GBのZenFone Max(M2)だが、処理性能と画面解像度と価格ではHUAWEI nova lite 3が有利。
いずれはHUAWEI nova lite 3にかわってストレージが128GBのHUAWEI nova lite 3+に入れ替わると思われ、そうしたケースで選ぶならHUAWEI nova lite 3+ということになる。
現時点の単体価格はHUAWEI nova lite 3が2万円を切っているのに対して、HUAWEI nova lite 3+は2万7000円ほど。HUAWEI nova lite 3が終息した後、HUAWEI nova lite 3+が値下がりして2万円に近くなれば、セット端末として勧められる機会がもっと増えると予想される。
また、HUAWEI nova lite 3+は海外でも「HUAWEI P smart 2020」としてグローバルで販売されるモデル出もある。ケースなどのアクセサリー類も中国ECサイトなどに豊富に存在し、安価に入手できる。
貴重なファーウェイのGMS対応機
米中関係の問題から、当面、ファーウェイのスマートフォンにGoogleのサービスが搭載されることはないと考えられる。そうなればHUAWEI nova lite 3+が日本におけるファーウェイ最後のGMS対応機ということになる。
現時点で単体購入価格の2万7000円前後では、少々高いと感じられるかもしれないが、格安SIM加入とセットで安く入手できたり、セールなどで安くなれば、魅力的な選択肢になる可能性もある。その際は、128GBのストレージ、ファーウェイ端末のクセのない操作性などを考慮して検討するといいだろう。
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