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ファーウェイの最新OS「EMUI」がアップデート! マルチウィンドウなどが強化された

2020年09月15日 18時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII

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 ファーウェイは、同社のスマートフォン向けAndroidカスタムOS「EMUI」の最新バージョン「EMUI 11」をリリース。「HUAWEI P40 Pro」など一部の端末からアップデートの配布をスタートしている。

ファーウェイの最新OS「EMUI 11」が登場

 EMUI 11の特徴は、同社の分散技術に基づき、マルチデバイスやクロスプロットフォーム体験を可能にすること。デバイス内の機能は仮想化により、接続した他のデバイスと1対1かつひとつのデバイスのように共有可能となっている。

 今回のアップデートでは「常時表示(Always On Display)」のカスタマイズ項目が増えており、新たなテーマが追加されている。また、「Smart Multi-Window」や「Multi-screen Collaboration 3.0 」、Notepadの「Scan document」といった機能が利用可能になった。

常時表示(Always On Display)のカスタム項目が増えた

 「常時表示(Always On Display)」は電力消費を抑えつつ、日付や時刻などを常にディスプレーに表示しておく機能。テーマに「アーティスティック」が追加されており、クールなデザインのレイアウトが選択できる。また、カラーパレットから配色を選択でき、表示する項目(日付、通知とバッテリー残量)も選べる。

ディスプレーを常に表示して、時刻などがチェックできる「常時表示」が機能アップ

新テーマ「アーティスティック」を追加

配色をパレットから選べる

Smart Multi-Windowで
最大3つのアプリを表示

 「Smart Multi-Window」では、同社の「HUAWEI Mate Xs」などでもおなじみの機能で、テストで使用している「HUAWEI P40 Pro」でも「HUAWEI Mate Xs」と同じくフローティングウィンドウを含め最大3つまでのウィンドウを同時に開ける。

ディスプレーを2分割+フローティングウィンドウで最大3つのアプリを表示

 また、フローティングウィンドウはサイズの変更が可能。フローティングウィンドウ隅いずれかを長押ししてスワイプすると、大きさが変えられる。使いやすいサイズに調整できるのはうれしいポイント。フローティングウィンドウは最小化することで履歴としてリスト化できる。いくつかのアプリを横断して使うときに便利な機能だ。

フローティングウィンドーは表示サイズが変更できる

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