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MacのCPU変更がついに発表! 「WWDC 2020」特集 第20回

言葉では表現しにくい操作性の向上も

macOSに近付いていく? 「iPadOS 14」パブリックベータ・インプレッション

2020年07月24日 12時00分更新

文● 柴田文彦 編集●飯島恵里子/ASCII

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言葉では表現しにくい微細な操作性が向上

 ここまで、iPadOSとして特徴的な新機能ばかりを取り上げてきたが、iPadOS 14には、地道な操作性の改善も盛り込まれている。まだ使い始めて日が浅いので見落としも多いと思われるが、ひとつ明らかに異なるのは、画面の下端から上にスワイプして、起動中のアプリのミニ画面の一覧を表示する機能だ。

 iPad 13までは、この機能を利用するために、ちょっと慎重な操作が必要だった。画面のかなり上の方まで、比較的とゆっくりスワイプし続ける必要があったのだ。それに失敗すると、せっかく表示されかけたアプリのミニ画面は消失して、ただのホーム画面が表示されていた。実際にそうなる場合も多く、iPadにがっかりさせられる原因となっていた。

 iPadOS 14では、この操作がかなり改善されている。画面の下端から上に向けて何気なくスワイプしただけで、確実に起動アプリの一覧画面が表示される。これで、iPadの操作のストレスはかなり軽減さたのは間違いない。

 今回は、iPadOS 14の新機能や新しい操作性について、ほんの一部を取り上げたに過ぎない。また折に触れて、重要な機能や操作性について気付くことがあれば、レポートしていきたいと考えている。

※本記事の画面は取材に基づく特別な許可のもとで掲載しています。

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