アップルが完全オンラインで実施した世界開発者会議WWDCでは、例年通り、iOS、iPadOS、watchOS、tvOS、macOSの5つの最新版の発表、新しい開発者キット、そしてMacのApple Silicon移行が明らかとなりました。
今後2年かけて、Macの全ラインアップがアップル自社設計のAシリーズチップをベースとしたシステムに置き換えられていくことになり、初号機は2020年内に登場するとアナウンスされました。
ただし移行期間中もIntelチップを搭載するMacも登場するとのこと。
筆者のように、5月に喜び勇んで第10世代Intel Coreチップを搭載する13インチMacBook Proを新調した人も、決して憂うことはありません。
Intel Mac向けにも秋にはmacOS Big Surがリリースされますし、今後登場するアプリはIntel・Apple両方のチップで動作するUniversal 2アプリ
となるでしょう。唯一Apple Silicon Macにできて、Intel Macにできないことは、MacでiPhone/iPadアプリを実行することです。
でも、それってやるかなあ……というのは決して負け惜しみではありません。だって、筆者のメインマシンは、iPad Proなのですから。

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