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格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す! 第154回

iPhone SEに格安SIMやサブブランド、楽天モバイルなどいろいろなSIMを挿してみた

2020年06月14日 12時00分更新

文● 正田拓也 編集● ASCII

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楽天モバイルもSIMを刺すだけ
ただし通話アプリがなく、フル活用はできず

 1年間タダで使えると話題の楽天モバイルもiPhoneは原則として動作保証外だが、iPhone SEの自動設定には対応している。「Rakuten LINK」アプリがiOS向けに提供されていないので「Rakuten UN-LIMIT」の国内無料通話が使えないが、データ通信や有料通話だけならiPhone SEで使うこともできる。

楽天モバイルのSIMを挿入すると自動で設定され「Rakuten LTE」との表示

 周波数帯も楽天回線エリアもauの電波を使うパートナー回線エリアの両方に対応していて、筆者が試したところでは物理SIMを刺すだけで自動設定され、すぐにデータ通信ができるようになった。

 データ通信についてはひとつだけiPhoneにハンデがある。使い放題の「楽天回線」か月間5GB制限のある「パートーナー回線エリア」のどちらにつながっているかを判別できる「my楽天アプリ」もiOS向けの提供がないことだ。

 できれば無制限にデータを使っていいエリアかどうかの判断ができるようにしてほしいところだが、どうしても楽天回線iPhoneでそれをやるには公然の秘密となっている裏メニューから電波のバンドを確認するしかない。

公然の秘密となっている裏メニューを用いて、掴んでいる電波のバンドを確認すれば、楽天回線かパートナー回線(au)かわかる。18なのでパートナー回線と推測

新型iPhone SEはeSIMの利用も可能

 iPhone SEの長所は、iPhone 6~8と同じスタイルながら、プロセッサをはじめ中身は最新のiPhone 11と同じなこと。そのため、eSIMにも対応していて、eSIMの発行ができる通信事業者なら物理的なSIMの配送を待たなくても利用ができる。

 eSIMは、IIJmioのeSIMサービスように、サブ的に回線容量を増やすことができるほか、楽天モバイルでeSIMをサポートするなど活用も広がっている。ただ、物理SIMなら差し替えれば済んでしまうのにeSIMは手続きが必要で、しかも手数料がかかる。スマートフォンのフルリセットでも手続きが必要など、自由度という点では物理SIMよりも劣っている。

 前述の楽天モバイルもeSIMの利用が可能でiPhone SEも対応するが、eSIMの利用には手続きと手数料が税抜3000円が必要なこともあって今回は試していない(IIJmioは税抜200円)。

 eSIM自体は海外への渡航先で現地SIMをオンラインで取得するなど便利な利用法もあるので、対応していること自体は歓迎だが、活用の機会は広がりそうにないと思うのが正直なところだ。

サイズは良好、キャリアで購入するなら
SIMロックを解除しておきたい

 以上のようにiPhone SEはどの通信事業者でも使え、3大キャリア、サブブランドなど一部の通信事業者では設定なしにそのまま使うことができるなど、マニアにとっても便利な機種と言える。しかもSIMフリー版がアップルで4万円台から購入可能とiPhoneにしては手頃だ。

 最初からSIMフリー版を買わなくても、3大キャリア利用の人は機種変更で購入してSIMロック解除も済ませておけば、将来の格安SIM乗り換えの際にも他事業者でそのまま活用できる。特に前述のSIMを挿すだけで設定が完了するところに乗り換えなら、設定要らずでとても非常に簡単だ。

 手軽な価格で最新の中身のiPhone SE、格安SIMでもぜひ活用してもらいたい。

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