使ってみてホント欲しくなったゲーミングノートパソコンのうちの1台。
持ち運び可能でRTX 2060搭載のレノボ15.6型ゲーミングノートPC<Legion 550i 15>は物欲に刺さる細かいコダワリがすごい!
すごくタイプ音が静か
ちょっと凹んでいて使いやすいキートップ
Lenovo Legion 550i 15のキーボードはテンキー付きのアイソレーションタイプで、キーのサイズやスイッチなどを人間工学に基づいて開発した「Legion TrueStrike」を採用している。海外メーカーのノートパソコンだと、エンターキーがかなり小さいモデルも少なくないが、Lenovo Legion 550i 15はちゃんと縦に長く大きさも確保できている。矢印キーが少し下にはみ出ている分、ほかのキーに干渉しないので、全体的にキーのサイズを大きく確保できているのだ。
また、キートップはわずかに凹んでおり、タイプするときに指がフィットするようになっているのも好印象。加えて、耐油、耐摩耗コーティングも施されているので、長期間快適に使用することも可能となっている。
ゲーミング向けのこだわりとしては、パンタグラフ内のラバードームの形状を変更した「ソフトライティングスイッチ」を採用している点が挙げられる。これにより、スムーズで応答性の高いゲームプレイが可能になっている。
また、WASDのSに印として突起があるのもポイント。この突起は、通常はホームポジションを確認するためにFとJキーにあるものだが、Lenovo Legion 550i 15ではSキーにも採用してある。とくにFPSなどでは、ゲーム画面から目線を外すと命取りになる場面も少なくない。そういったときに、目線を外さずに左手部分のキーの位置を確認できるようになっているのは、ゲーマーとしてはありがたいポイントといえる。
また、驚いたのが"タイプ音の静かさ"だ。ゲーミングキーボードのようなメカニカルなスイッチではない分、タイプ音はとても小さい。FPSを遊ぶ際にストロークが浅いパンタグラフタイプを好む人も少なくないと思うので、そういった場合にはピッタリのキーボードだ。
カチカチならないのは、会社や外出先のカフェなのどで作業する際、周囲に音で気を遣う必要がないというのもあるが、実況配信などでキーボードのタイプ音を入れたくない場合にも便利。使っているマイクによってはキーボードのタイプ音が気になると一緒にプレイしている友人や視聴している人に指摘されることもあるので、そういった意味でもタイプ音が静かなのはありがたい。
左右のインターフェースは最低限
背面に豊富に配置し取り回ししやすい
インターフェースは、左側にUSB 3.0端子とマイクロフォン/ヘッドフォンコンボ・ジャック、右側にUSB 3.0端子のみと、左右は最低限の配置となっている。その分背面にUSB 3.0×2、USB 3.0(Type-C)、HDMI出力、有線LANと豊富に備えている。背面にインターフェースが多いと、周辺機器や有線LAN、電源などのケーブルと、右サイドに接続するマウスのケーブルが絡まらないので、ゲームプレイ中にケーブルが絡まって操作ミスを起こすといった事故が起こりにくい。
Wi-Fi 6にも準拠しているので、対応ルーターを持っていれば無線環境でも、有線と同じくらいの安定した速度でのゲームプレイが可能だ。
harman/kardonのスピーカーに
Dolby Atmos for Gaming PCで映画や動画視聴も快適
Lenovo Legion 550i 15は、harman/kardonのスピーカーを採用しているのに加え、「Dolby Atmos for Gaming PC」をプリインストールしているので、迫力満点で広がりがある音で楽しむことができる。。NetflixのDolby Atmos対応コンテンツの映画も堪能できるし、YouTubeはDolby Atmosには対応していないものの、やはり迫力あるサウンドで動画視聴を楽しめて、なおかつ「Dolby Atmos for Gaming PC」を使えば、自分好みの音にカスタマイズすることも可能だ。
私がゲーミングノートパソコンがほしい大きな理由の1つとして、実家に帰省した際の暇つぶしとしてゲームをプレイしたいというのがある。実家はとても田舎にあって、終電が終わった後に遊びに出かける場所はほとんどないので、夜は家で時間を過ごすしかないのだ。そんな田舎での夜、ゲームにも疲れて動画視聴でもしたいと思ったときに、ノートパソコンのスピーカーの質が高いというのは、かなり購入を検討する際に重要になるのだ。私の場合は帰省時だが、出張でホテルに宿泊する際にも同じことが言えるだろう。
そのほかLenovo Legion 550i 15は、「Legion Coldfront 2.0」と呼ばれる、ハードウェアとソフトウェアを融合した冷却システムを採用している。ハードウェアとしては、2つの液晶ポリマーファンを採用するほか、ヒンジを本体上部に配置したことで、デュアルチャネルの冷却構造を実現しているのも特徴。加えて、同社の従来モデルよりも厚みのあるファンを採用しているほか、直線的なデザインのヒートパイプに変更したことで、さらに冷却効率を向上させている。
さらに、先述したとおり、左右のインターフェースを最小限にし、その分排気口が大きめに確保されている。これにより、ゲーミングパソコンにありがちな、ゲームプレイ時にキーボードが熱く感じることがないのには驚いた。
また、Fn+Qキーを押すと、静音モード、バランスモード、パフォーマンスモード3段階でファンの回転を調整できる。カフェなどで仕事をする場合は静音モード、会社や自宅で仕事をする際はバランスモード、ゲームプレイ時はパフォーマンスモードでといった感じで使い分けられる。
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