USBケーブルでPCと接続するだけでライブビューを表示
パナソニックがミラーレス一眼でライブ放送するPCソフトを無料公開 = 4730万画素のLUMIXでもライブ可能に
2020年06月08日 10時10分更新
パナソニックは6月8日、LUMIXシリーズのミラーレスカメラの動画をライブストリーミングに利用するためのPC用ソフト「LUMIX Tether for streaming」のベータ版を公開した。
カメラとPCをUSBケーブルで接続するだけで、ハイクオリティーなカメラ画像を、ストリーミングで利用できるもの。対象機種は、SシリーズのS1R、S1、S1H、GシリーズのG9、GH5、GH5S。
シグマのフルサイズミラーレスカメラSIGMA fpがWebカメラとして使えるUVC(ビデオクラス)機能を実装して話題となり、富士フイルムが5月末にX/GFXシリーズ用のソフトを公開。キヤノンは米国にてEOSシリーズ用ソフトを公開しており、ソニーは最新VLOGCAM用のソフト公開を予定している。
パナソニックが公開したのは同社の「LUMIX Tether(ver.1.7)」をベースにしたソフトで、PCとカメラをUSBケーブルで接続してライブビュー映像や制御パネルをPCからリモートコントロールするものだった。
新たに、カメラのライブビュー映像のみを画面表示できるようにしたもので、ライブストリーミング用ソフトと組み合わせて、PCの画面をキャプチャーして配信することができる。
動作環境はWindows 10(32bit/64bit)、CPUは1GHz以上のIntel CPU、メモリ1GB以上(32bit)/2GB以上(64bit),インターフェース USB 3.0/3.1。下記サイトよりダウンロード可能(対応カメラのシリアル番号が必要)。