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ASCIIゲームレビュー語録 第44回

基本プレイ無料かつ、幅広いスペックのパソコンで遊べる

新作FPS「VALORANT」はオーソドックスなシューターと固有スキルを融合したチーム対戦が楽しすぎる

2020年06月05日 16時00分更新

文● 市川 ●編集 ASCII

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ライアットゲームズ初となる5v5対戦型FPS「VALORANT(ヴァロラント)」を紹介

 「リーグ・オブ・レジェンド」(以下、LoL)などを生み出したライアットゲームズが贈る「VALORANT」は、6月2日に正式リリースされたキャラクターベースの対戦型FPS。キャラクターごとの固有スキルを組み合わせた銃撃戦や競技性の高いマップ、チート対策など、eスポーツを意識したゲーム性が魅力的だ。プラットフォームはPCで、幅広いスペックに対応している。同社のタイトルと同様、本作も基本プレイ無料である。

 ライアットゲームズ初となるFPSタイトルだが、本作の魅力とはいったい何なのか。本記事ではVALORANTを紹介していきたい。

5v5の熾烈な攻防戦!
何回プレイしても新鮮かつ戦略的な対戦が楽しめる

5v5のチーム対戦を採用。本作には13ラウンド先取の「アンレート」と、4ラウンド先取の「スパイクラッシュ」をプレイできる

アンレートのみ、ラウンド開始前に「購入フェーズ」が発生する。試合で得たお金を使って、武器とスキル、アーマーを購入できる。

 VALORANTでは、5人対5人の熾烈なチーム対戦が楽しめる。現時点では、13ラウンド先取の「アンレート」と、4ラウンド先取の「スパイクラッシュ」というゲームモードをプレイできる。前者はラウンド数が長いうえに、各ラウンド開始前に武器とスキル、アーマーの購入フェーズが挿入されている。一方、後者には購入フェーズがないものの、アンレートよりもラウンド数が短い、武器はランダムで支給、ステータスを高める「パワーアップオーブ」が配置されている。

アタック側のチームは指定されたエリアに「スパイク」を設置、起爆させることが勝利条件。設置後、起爆するまでスパイクの解除を阻止しなければならない

ディフェンス側のチームは、スパイクの設置阻止および解除が勝利条件

 アンレート、スパイクラッシュともに、昨今のFPSでも採用されている「爆弾ミッション」と同じルールを取り入れている。「アタック」側のチームと「ディフェンス」側のチームが交互に入れ替わり、アンレートなら13ラウンド、スパイクラッシュなら4ラウンドを先取したチームが勝利となる。アタック側の勝利条件は「スパイク」と呼ばれる爆弾を指定されたエリアに仕掛け、起爆させることで、ディフェンスの勝利条件は制限時間内にスパイクの設置を阻止する、もしくは解除すること。また、敵チームをせん滅することも勝利条件となっている。

 なお、ラウンド中に死亡するとリスポーンはできないので、慎重な立ち回りが求められる。一番重要なのはなんといってもチームメンバーとの連携だ。敵を見つけたら情報を共有するなど、チームワークを意識した行動も必要不可欠といえよう。

 1ラウンドのプレイ時間は約1分39秒と短く、アンレートの場合は約20~30分前後、スパイクラッシュの場合は約10分で決着がつくだろう。戦況によっては長丁場に発展するかもしれないが、サクサクと試合が進行するので疲労はあまり感じなかった。カジュアルに、そして快適に楽しめる点がプレイ時に抱いた一番の利点だ。

各マップには地形や高低差などといった特長がある。キルしやすいポジションや安全地帯などを発見し、戦略プランとして採用する面白さが秘められている

 続いて解説するのはマップ。リリース時点では「バインド」「ヘイヴン」「スプリット」「アセット」といった4種類のマップをプレイできる。どのマップも異なる特長があり、エリアの地形や高低差を駆使した戦略プランを編み出せる。裏取りができるルートやキルしやすいポジション、安全地帯などを発見し、戦略プランとして採用する面白さが秘められている。これにより、同じマップを何回プレイしても飽きることなく、常に新鮮な気持ちのままプレイに没頭できそうだ。

 既存のeスポーツタイトルにも通じることだが、プレイヤーの戦略的思考を刺激する設計が功を奏しているように思われた。もちろん対戦そのもののクオリティーも重要だが、プレイヤーの思考力を引き立ててくれる舞台もなくてはならない要素である。本作のマップもそれに当てはまっており、何回もプレイしたいと思えるほどの魅力が詰まっていた。

 カスタムマップでは、誰にも邪魔されずにマップの研究、または立ち回りの練習ができる。各マップの構造をしっかり把握しておけば勝率アップも夢ではないだろう。今後実装されるであろう新マップが待ち遠しい。

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