レトリバ、テキストデータ分析AI「YOSHINA」の先行販売を開始
大量のテキストデータをAIが分析
レトリバは5月22日、分析AI「YOSHINA」の先行販売を開始した。
YOSHINA は、テキストデータをアップロードするだけで、迷わず簡単に価値あるデータを抽出できるというテキスト解析ツール。顧客の声などの分析をしたいけど時間がなくてできない、分析の仕方がわからない、操作方法が覚えられない、機能が複雑で扱えないといったようなありがちな問題点を解決し、YOSHINA が“よしなに”分析を支援するという。
初期費用は無料で、年間契約プランは毎月30万円。1ヵ月のお試しプランも用意される。販売開始は6月30日を予定している。
本サービスは、分析したいテキストデータを用意し、データを画面に移動するだけで分析を開始する。複雑な設定が必要ないため、データ分析が初めての人でもスムーズに利用できるという。解析結果はグラフを交えた見やすい画面で提示し、直観的に関連情報をたどれるため、全体像を把握しやすいとする。また、コンサルタントによるレポート作成や、分析支援などユーザーのニーズに沿ったオプションも備える。
同社は「内閣府オープンイノベーションチャレンジ2019」において、名古屋市の「住民等から寄せられた声を効率的に分析して改善提案をする手法」をテーマに同サービスを事業化。名古屋市役所でYOSHINAを活用し、問い合わせ窓口に寄せられた市民の声から新たな課題を見つけることができたという。
今回、6月29日までの先行予約販売期間に申し込むと、データの検証が無料で利用できるキャンペーンを実施。製品サイトより申し込みが可能だ。