「新しい生活様式」にもフィットするApple Watchの機能
自宅で一人、仕事をしていると職場の同僚に囲まれながら賑やかに働いていた頃がふと懐かしくなる。同僚や友人も含めて、Apple Watchのユーザーが周りにいれば、たまにはiPhoneではなくApple Watchで、LINEのメッセージを送り合うと新鮮な気分になるかもしれない。
Apple Watchが搭載するTaptic Engineによる触感フィードバックを活かして、手首をたたいて伝える“振動メッセージ”を、Apple Watchのユーザーどうしで送り合える機能も面白い。
新型コロナウィルスの感染症が広がる国々の中には、買い物の際に支払う現金のやり取りを感染経路になり得る行為として警戒する向きもある。現金やクレジットカードの受け渡しを極力減らして、タッチ決済やQRコード決済に代表される非接触型の決済手段を、今こそ日常の生活スタイルとして採り入れる時なのかもしれない。
Apple Watchが搭載するApple Payによる電子決済機能を使うと、非接触型決済を受け付けている店舗では非接触型リーダー端末にApple Watchを近づけるだけで、人と人の接触をなるべく避けながら会計ができる。
Wallet Appにクレジットカード、デビットカード、プリペイドカードを支払い手段としてひもづけておく。Apple Watchのサイドボタンをダブルクリックしてから、支払に使いたいカードを選択してウォッチをリーダー端末にかざせばいい。
交通系電子マネーは、SuicaがApple Watchによる利用に対応する。エクスプレスカード機能にSuicaを登録しておけば、サイドボタンのクリック操作を飛ばしてApple Watchをリーダー端末にかざすだけで素速く支払ができて便利だ。そして回線登録を済ませているセルラーモデルのApple Watchであれば、単独でネットワークにつながってApple Watchによる電子決済やSuicaへのチャージもできる。
Apple Watchを上手に活用しながら、引き続き健やかに安全な毎日を過ごしてほしい。