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「新しい生活様式」にもフィットするApple Watchの機能

いまこそApple Watch!自宅でエクササイズなどを楽しむ活用術

2020年05月15日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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アクティビティアプリではペアリングしたApple WatchとiPhoneの間でエクササイズのデータを完全に同期できる

多機能なのに無料でおトクな「アクティビティ」アプリを使おう

 Apple純正の「アクティビティ」はApple Watchによる健康管理や、身に着けて体を動かす際にもっとも役立つアプリ。黒地に鮮やかな赤・緑・青の3色のリングを配置したアイコンが目印だ。

 アクティビティは最新のiOSとwatchOSアプリにプリインストールされているので、気軽にすぐ始められる。すべてのサービスが無料だ。

 1日の間に消費したアクティブカロリーを示す「ムーブ」、早歩き以上の運動をした時間を表す「エクササイズ」、ならびに1分以上立ち上がった回数を「スタンド」として、3つのリングを1日の間に閉じることがアプリの目標。ゴールとする目標値はユーザーが自分で設定できるので、最初は無理のない範囲からゆっくりとスタートして、徐々に慣らしていくのが良い。

iPhoneのアクティビティアプリを開いて、トレンドのメニューからエクササイズの傾向と、アドバイスのコメントが確認できる

 アクティビティの情報をコンプリケーションとして文字盤に配置して、アイコンをタップするとその1日の進捗がApple Watchの画面で確認できる。詳しい履歴を振り返りたい場合にはiPhoneのアクティビティアプリも活用しよう。アプリの「トレンド」メニューに入ると、目標値の達成具合だけでなくコーチングのコメントも参照できる。

アクティビティアプリをスクロールすると1日の合計歩数のカウントも表示されている

 Apple Watchのようなデジタルウェアラブルデバイスに、多くの人がもっとも求めるであろうシンプルなヘルスケア機能の一つは「歩数計」かもしれない。Apple Watchではアクティビティの画面を開いてから画面を下に向かってスクロールすると「合計歩数」を確認できる。サードパーティから歩数計に特化した見やすいアプリも出ている。

 日々の運動は継続することに意義がある。一人でもストイックに体をいじめ抜くトレーニングを積むことは、誰にとっても難しいものだ。アクティビティの「共有」機能を活用して、同じアクティビティアプリを活用する同好のユーザーと成果を競争すればモチベーションアップも図れる。あるいはアクティビティのゴールをクリアするともらえる「バッジ」を目当てに頑張るのもひとつの楽しみ方だ。

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