自宅でのトレーニングやヨガにおすすめしたいアプリ
サードパーティ製のアプリもApple Watchに追加してみよう。方法はふたつある。
ペアリングしているiPhoneのApp Storeから、アプリの説明書きに「Apple Watch Appも提供」と記載されているアプリをインストールすると、iPhoneとApple Watchへ同時にインストールされる。App Storeの「検索」から、キーワードを“Apple Watch”と指定して探すと、目的のアプリが効率よく見つかる。
もうひとつが新しくwatchOSのアップデートにより加わったもので、Apple WatchのApp Storeアプリで探してダイレクトにインストールする方法だ。開いた画面にはおすすめアプリが並んでいる。音声入力によるフリーワード検索もできる。
自宅でできるワークアウト系アプリの中から筆者がおすすめするタイトルをいくつかピックアップしてみた。
●Streaks Workout
「Streaks Workout」(490円)は腕立てにスクワット、ひざ上げなど男気あふれるプリミティブな運動にひたすら黙々と打ち込めるアプリだ。複数種類のトレーニングを一定時間の間に、インターバルを置いて代わる代わるこなしていく。
Apple Watchの画面に次のトレーニングの内容と継続時間が次々に表示される。忙しく体を動かしているとあっという間に汗ばんでくる。iPhoneが傍らになくても、音声ガイドとウォッチの画面表示でトレーニングメニューを確認しながら動ける。ひとつ改善を要望するポイントは、例えば「ロースタンスジャック」のように耳慣れないトレーニングメニューの説明や実践方法の解説がほしい。
●Nike Training Club
「Nike Training Club」は初心者がヨガを始めやすいアプリだと思う。筆者はヨガに興味を持っていたが、40代男性がヨガスタジオに通う絵柄がなんとなくイメージできずにいた。この機会に自宅でヨガ入門を果たせて本望だ。アプリには一部App内課金のコンテンツもあるが、無料で使えるトレーニングメニューを多数収録している。
筆者は「ステディ フロー ヨガ」がお気に入りだ。ヨガマットがなければ滑り止めになるバスタオルを足下に敷けばいい。室内のちょっとした空きスペースで実践できる。
トレーニングの負荷レベルや実践時間はユーザーが自分で決められる。運動中にはApple Watchの画面にヨガのポーズと名称、心拍数、消費カロリーが表示される。慣れてくればApple Watchにワイヤレスイヤホンをペアリングして、あとは音声ガイドを聞きながら体を動かせるが、ヨガのポーズを覚えるまでは、側にiPhoneを置いてレクチャー画面を見ながら真似できる。
●Meditopia
自宅で仕事や勉強をするときに集中力が高められなくて困っている方は、メディテーション・瞑想系のアプリを使おう。「Meditopia」がおすすめだ。こちらもApp内で課金されるサブスクリプション型(6000円/年間)のアプリだが、「2分間の瞑想体験」「ぐっすり眠る」などいくつかのコンテンツが無料で試せる。
目的別に整理されて並ぶコンテンツが選びやすい。Apple WatchにAirPods Proをペアリングして、音声ガイドとBGMを聴きながらゆったりと瞑想にのめり込む楽しみ方が正解だ。「音楽」タブの中に収録されている「自然の音」の中には、リラックスできるヒーリング音源を多数収録している。これをイヤホン、ヘッドホンで聴きながら仕事や勉強をするだけでも集中力を高められそう。