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Windows情報局ななふぉ出張所 第195回

iPhone SE(第2世代)でも一部機能は使えた:

楽天回線 エリア内ならほぼ無制限でお得

2020年05月12日 16時00分更新

文● 山口健太 編集● ASCII

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■ウェブ会議も安心して使える自社エリア「無制限」

 昨今の社会情勢により、仕事でWeb会議など動画を利用する機会が増えています。ただ、固定回線を引いていても速度が極端に落ちることがあり、筆者は楽天モバイルをサブの回線として使っています。

 ここで気になるのが楽天自社エリアにおける「無制限」の中身です。楽天のウェブサイトには、「公平にサービスを提供するため通信速度の制限を行うことあり」と、比較的大きな文字で書かれています。

 具体的な基準は公表されていないものの、現時点では「1日10GB」とされています。実際に試してみると、たしかに上りと下りが最大3Mbps程度に制限されました。制限はその日の夜まで続き、0時を過ぎて日付が変わると解除されるようです。

通常時の速度と、10GB超過時の速度。日付が変わると制限は解除された

 こうした制限があることから、楽天の自社エリアを「真の無制限」と言い切るのは難しいところです。ただ、携帯キャリアでは全体の1割のユーザーがデータ通信帯域の5割以上を占拠する場合があるなど、極端な使い方をする人の存在が問題になっています。公平性のために、ある程度の制限はやむを得ないといえます。

 また、10GBを超過した場合でも3Mbps近い速度が出ており、YouTubeでHD(720p)画質の動画を見続けることができます。在宅勤務やリモート授業などの動画用途に、十分に使えるのではないでしょうか。

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