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非力なPCでも参加できるビデオ会議サービスはどれだ?

ZoomやSkypeなどビデオ会議サービスのCPU使用率を調べてみた

2020年05月12日 09時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●北村/ASCII

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ZoomよりもGPUを使用する
Googleハングアウト

 3人での会議でテストしてみたところ、ZoomよりもGPUを使用する傾向にあり、CPU使用率はほとんどの状況で20~25%。なのだが接続によっては妙に重いことがある。またChromeベースで運用するため、他のタブでCPUを使用していたり、元気いっぱいにChromeがメモリーを消費していく。

 長時間使用する際は、他のアプリケーションを使用しにくくなりがちなので、物理的PCを分けたり、スマホからアクセスしたりしたほうがいいだろう。

帯域幅の設定で負荷は変化するが、CPU使用率は20~25%(画面キャプチャー時は15.3%)と劇的ではなかった。またGPU使用率が10%を超えており、やや高めである

CPU使用率は低いが、GPU使用率がかなり高め
Skype

 ほとんど設定らしい設定はないので、アカウントを作成してしまえばいいだけとお手軽。CPU使用率は大半のシーンで15~20%と扱いやすいのだが、GPU使用率が高め。ビデオデコーダーを積極的に使用しているところも確認しやすいが、全体的にもっさりしがち。デスクトップPCのほうがいいような気がする。

バーチャル背景時の人体検出精度は高いが、ビデオ通話時のGPU使用率は28.3%と高めになりがち

画面全体を共有してみた場合のCPU使用率は16.1%、GPU使用率は19.1%

品質を上げるとCPU使用率が跳ね上がる
Discord

 サーバーブースト(音質を上げるなどの有料拡張機能)していない状況下で言うと、音声ベースのやり取りであれば負荷は気になることはまずないレベル。ビデオを使用した場合も同様なのだが、設定によってはデスクトップPC前提的なところがある。

普通に使用した場合のCPU使用率は15~20%(画面キャプチャー時は17.8%)。設定で品質を上げるとそのぶん重くなる

ノイズ抑制やエコー除去といった設定で負荷がやや変化する

CPU使用率が35~40%とかなり高い
BIZMEE

 サインアップなしで音声とビデオ、チャット、ホワイトボード、画面共有できる無料サービス。ブラウザベースで運用する。GPU使用率を上げやすく、ベンチマーク時の中負荷生成用に愛用している。いちおう、参加者間で共通のサービスを使用していない際にオススメである。

 CPU使用率は35~40%と高めで、かつGPU使用率も30%以上になりがちだ。また画面共有した場合はノートPCからするとベンチマークに近く、GPU使用率は100%に近くなる。タスクマネージャーあたりをキャプチャーしてみるといいだろう。

画面共有時は、もりもりとGPUを使用するためGPU使用率は76.3%に達している。このときのCPU使用率は16%だが、平均すると35~40%と高めだった

SkypeとDiscordが軽め

 以上、非力なPCでビデオ会議やオンライン飲み会をせざるを得ない状況の場合、どのサービスを使うのがいいかをCPU使用率から調べてみた。

CPU使用率(単位:%) ちなみに、meetはハングアウトの値を、TeamsはSkypeの値を参考にしてもらいたい

 なお、非力なPCを使うくらいならスマホを使用したほうがいい、というのはもっともな意見だ。しかし、字が小さい資料を画面共有されるとスマホではとても見づらい。また、自社開発ソフトなど、スマホでは動かないソフトを画面共有したいというニーズもあるはずだ。

 また、CPU使用率をある程度把握しておけば、ビデオ会議中に別ウインドウでいろいろな作業をする目安にもなる。

 冒頭で述べたとおり、ビデオ会議サービスは通信環境に大きく依存するため、計測したCPU使用率は参考程度でしかない。それでも非力なノートPCに頼るしかない場合は、ある程度の目安になるだろう。

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