気分は悪の司令官!
ストラテジー要素高めのマスターマインド
続いては、4人のサバイバーを追い詰めるマスターマインドを紹介。先ほども述べたが、マスターマインドはソロプレイとなっている。トラップとクリーチャー、B.O.W.をステージ内に配置し、サバイバーの脱出を阻止することが目的だ。悪の司令官になった気分で、"最高"のおもてなしを演出できるのがマスターマインドの醍醐味である。
ステージ各所に設置された監視カメラでサバイバーの動向をチェックし、状況に応じてトラップ、クリーチャー、そして切り札となるB.O.W.の「スキルカード」を配置していく。スキルカードは一度使うと、再使用できるようになるまでクールタイムが発生する。どのスキルカードなら相手を効率よく苦しめられるか。スキルカードを使うタイミングをしっかり吟味したうえで適した場所に配置しなければならない。
サバイバー側のプレイスタイルはTPSアクションに対し、マスターマインド側はリアルタイムストラテジーとなっている。自ら配置したクリーチャーを操作する(スレイブ化)以外はほぼシミュレーションゲームといった感じだ。判断力と戦略的思考を発揮してサバイバーを追い詰める面白さがあり、従来のバイオハザード作品とは違う楽しみ方ができる。
マスターマインドを2回ほどプレイしたが、スキルカードの使いどころがわからず、サバイバーの脱出をすんなりと許してしまった。数々の困難を余裕で攻略していくサバイバー相手に、かなりの苦戦を強いられたものだ。悔しい、悔しすぎる。
サバイバーよりも難易度は高いものの、強力なスキルカードや装備を入手すれば対抗できるようになるだろう。また、腕を磨きたいなら、所有するデッキとスキルの特性を把握する、CPUを相手に練習を積み重ねておくことをおススメする。サバイバーもそうだが、マスターマインドも極めてみたいという欲が芽生えた。
練習はもちろん、ルートボックス(ガチャ)を開封して強力な装備やスキルカードなどを獲得していくことも大事だ。試合に挑むことでゲーム内通貨「RP」を入手でき、ルートボックスを開封できるようになる。サバイバー、もしくはマスターマインドを強化すれば試合の勝率アップも夢ではないだろう。
今後の展開に期待!
ワイワイガヤガヤ楽しめるマルチプレイの良作
4月17日から、RE:3の主人公「ジル・バレンタイン」がサバイバーとして参戦したほか、5月には同じくRE:3のキャラクター「ニコライ・ジノビエフ」がマスターマインドとして参戦するという。今後、サバイバーとマスターマインド両陣営に新たな装備やスキルも続々と追加されるそうなので、期待は高まる一方である。
バイオハザード レジスタンスは、プレイヤーが求めるエンターテインメントの要素が多く詰まったマルチタイトルだ。友達と一緒にワイワイガヤガヤと盛り上がれる娯楽作品として、多くのゲームファンを魅了していくことだろう。
RE:3で新しく生まれ変わった第3作を、バイオハザード レジスタンスで新たなマルチプレイを思う存分体験できるのがたまらない。2つのコンテンツを同時に楽しめるなんて至福の極み。バイオハザード三昧の休日を満喫したい人におススメしたい!
ゲーム情報
・タイトル:バイオハザード レジスタンス
・開発/販売:カプコン
・ジャンル:非対称対戦サバイバルホラー
・プラットフォーム:PC、PlayStation 4、Xbox One
・プレイ人数:2~5人 ※サバイバー 4人、マスターマインド 1人
・CERO:D(『Z Version』はCERO:Z)
バイオハザード レジスタンスのスペック | ||
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要件 | 必要 | 推奨 |
CPU | Core i5-4460/FX-6300 | Core i7-3770/FX-9590 |
グラフィックス | GeForce GTX 760/Radeon R7 260x | GeForce GTX 1060/Radeon RX 480 |
メモリー | 8GB | |
DirectX | 11 | 12 |
ストレージ | 45GB利用可能 | |
OS | Windows 7/8.1/10(64bit) | Windows 10(64bit) |
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