3月に米オースティンで開催された先進スタートアップ主体のビジネスイベント「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2018」。今回は、「SXSWアクセラレータピッチ」に参加していた注目海外企業や、「SXSW GAMING EXPO」の会場風景をご紹介する。
カメラの動きに合わせてスクリーンの映像が動く「ARWall」
「ARWall」は、ロサンゼルス発のスタートアップ。ヘッドセットなどのデバイスを身に着ける必要がないARディスプレーを開発している。
ARマーカーを利用したリアルタイムな撮影カメラの動きに合わせて、シームレスにスクリーン内のビジュアルが連動する。
24時間以内に家が建つ「3Dプリントハウス」
ICON社は、SXSWでデビューしたオースティンのスタートアップだ。家1軒を丸ごと3Dプリンター建てられる「3Dプリントハウス」だ。
コストは1万ドルで、12~24時間以内に完成してしまうという。貧困地域の住宅難という問題を解決するべく、来年にはエルサルバドルに100軒建造する計画されている。
SXSW GAMING EXPO/SXSW Marketplace
SXSWで開催されるゲーム見本市「SXSW GAMING EXPO」は、SXSWというより、ジャパンエキスポやTGSのような雰囲気だった。レトロゲームの展示から、カードゲームの大会、さらにはeスポーツの大会など、ゲーミングに関する展示などを実施。家族連れも含めたゲームファン層が多く、SXSWの幅広さを示していた。
「SXSW Marketplace」は、地元オースティンのブティックなど、ローカルなハンドクラフトやアート作品を販売するマーケットプレイス。